人類よ、大志を抱け。
下園 悠莉
0
電柱に背中を打ち付ける。
「 ・・・くッ! 」
起き上がった頃には、もうその姿は無かった。
本当は、追って何かを言うべきだったとは思うけど。
自分はまだまだだと思った。
「 ・・・ふぅ 」
幸い外傷も無し。
いつも善行を重ねていた功名なのかもしれない。
誰かが見ていたという事も無く。
然し、少年は
確かに在るという事実は。
見て取れて。
「 あっ、あの! 」
「 ・・・? 」
「 お、俺と、その!
れ、連絡先を!
こ、ここ交換して頂けませんか! 」
「 ・・・ああ、いえ 」
「 構いませんけど・・・ 」
「 あ、ありがとうございます! 」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます