僕は、スライムで貴族になったスライム家に転生した

第6話 今度こそステータスの確認を！

　あの後、色々あって、どうしても１人になれなかった。

　お医者さんが来て診察受けたり、心配した母親がべったり側にいて離れなかったり、父親に恐怖の高い高いをされて気絶したりした。

　だが遂にその時がきた。

　今こそ『ステータス　オープン』いでよ！

　名前　オージン・スライム

　性別　男

　レベル　１

　　　　　スライムマスター

　生命力　１４

　魔法力　∞

　運命力　１００

　スキル

　テイマー（スライム限定）　言語翻訳　生活魔法　回復魔法　錬金術

普通の人の基準がよくわからないので何とも言えないけど、これって多分チートだよね？　「世界樹の迷宮」攻略に役に立つかな？　ただ、テイマーがスライム限定なのが残念。

　私、もふもふ大好物。

　ああ、もふもふに囲まれる・・・・。素敵だよね。でも、スライム限定・・・・・・・・。詰まり、もふもふでなく、もちもちだね。

　うん。

もちもちも嫌いじゃないよ。

　『大丈夫、もふもふなスライムもいるから』

　げっ！　出た、行き成り現れる女神様。

　『そんなゴキが出たみたいに嫌がらなくても良いじゃない。異世界転生定番の「何でもポケット」あげないぞ？』

　何それｗｗｗｗｗwww.某アニメじゃあるまいし。

　『いやぁ～。そのアニメに嵌っていて』

　そういえば、此間の会話にも、アニメの話がちらちら。もしかしてもしかしなくてもこの女神「アニメオタク」－－－－－－－－。

　『おっおたくじゃないもん・・・・。ちょっとだけアニメに嵌っただけだもん』

　それを人は「オタク」という・・・。

　『悪い？　それで、何か迷惑かけた？』

　かけているでしょう、今まさに私が！　私のこの状況が！！

　『はいっ、ごめんなさい・・・』

　いや、ごめん。私も言い過ぎた。「何でもポケット」ありがたいです。旅するのに大量の荷物を持っては大変だと思うので助かります。

　『うん、では、いろいろ役立つものも例のアニメ様に入れておくから』

　ありがとう。

　『魔法もあるから、いろいろ試してみて』

　了解！