詩を紡いで

第41篇SOMETIMES IT COLD DAY IN MAY

ベジータ・セレム・メンドールは

いつもよりかなり早起きをして

風呂に入り、髭を剃った

長い長い思惑の後の溜め息

「俺は間違ってるのか？」

考え過ぎたところで何が変わるのか？

ベジータは友と想う人の事を頭に浮かべ

人生は思うようにはいかんよな

「あなたは眩しすぎるんだよ」

でもこんな幸せな状態

それだけでも感謝しなくちゃ

でもたまにね

たまにね

あなたが近いようで遠くへ行くようで

五月でも寒い日はある

気分がブレる事もある

あなたのことを想うと

夜も眠れない

「これが片想いでも仕方あるまい」

ベジータは朝食を頬張り

妙にすっきりしてる事に気付く

あなたが元気に生きていれば

それに勝る幸せはない

今日も朝日は昇る

ベジータは背伸びして

「時の流れが癒してくれるだろう」

あなたを想えばいつでも前向きになれる

五月でも寒い日はある

いい事が長く続くように

手がかじかむ時もある

いつでもあなたをそばに感じてる

2013(H25)5/6(月)