第32篇MOTHER

お母さん


いつも天国から


助けてくれて


ありがとう


おばあちゃんも


一緒かな


どうよ


天国の住み心地は?


意外と


まったりしてるかな


あなたのことだから


天国でも


忙しくやってることだろう


まあ


あなたの子供であることを


いつでも誇りに思うよ


夢にもよく遊びに来るね


私もいつまで経っても


あなたから見れば子供


ひよっこ同然


まだまだ


心配かけてばっかり


なんとか生きていくからさ


あの世での人生


謳歌してよ


あなたはいつでも


私の体に息づいてるようだ


宇宙の彼方の果てに住む


あなたは毎日忙しいはず


人間退屈なんて言ってられないね


そんな余裕なんてないんだ


たわごとか愚痴で片付けられる


もっと前に前に……


もがいてばかりで


何一つこなせてないけど


人間、少し馬鹿なくらいがいい


酒でも飲んで


馬鹿話してるくらいが


ちょうどいいよね


あなたを今も誇りに思うよ


太陽が出てるかぎりね


2016(H29)6/13(火)

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