第8話

南イタリア ソレントへの 旅

帰れソレントへ

https://youtu.be/-Ygp7-k7kus


昭和40年代 世界の旅なんかは 日本人にとっては 夢物語で 金がある 芸能人や 企業家は

ハワイなんぞに 旅行に 行けるなんて まさに

田舎に いては 一生 京都 東京すら 難しいと 思っていた。


実際 遠いわけで 強引に 家出でもしない限り

最近の やれ シリコンバレーとかなんとか

こんなのは 今でも 日本人の 一部でしかないと思う。


ましてや ヨーロッパなんて 兼高かおる さんぐらいでないと まぁ〜(笑)無理だと 実際 思っていたし、

最近の 日本の 不況では あまり 海外のことなんて

考えてると

明日は とんでもない ことに なるようにも 実際思う。


たまたま ヨーロッパに パリに 行ってみると

パリだけでも ほとほと 疲れ果てる(笑)


ましてや 何処にも 行くことなんて パリに 住んでる人すら (笑)あまり 行かないわけで


せっかく ヨーロッパに 来たわけだから パリだけじゃな〜〜って


ぐずぐずしながら 時間は 過ぎていき

無理矢理 ベネチアには 行ってみた。


パリから 鉄道で 行けるのは 行きたいところは グラナダか? ベネチアしかなかったのだ。

ベルリンも 行けるけど あんまり 気乗りしね〜な〜〜(笑)


というわけで ベネチアに 1週間 滞在して パリに 戻り

1ヶ月半も だらだらとして 結局 パリで

呆然と 放浪して終わり(笑)


帰ってきて もう 海外は 一生 行きたくもないと

思ったけれど 、本当は ローマ ナポリ ソレントに 行きたかったのだ。


というわけで 何度目かの ヨーロッパの時に 念願の

ナポリ ソレントに 行くことができた。


まさか 人生で ソレントに 行けるとは、

今の 日本人で ソレントなんて 興味ある人は

ほとんど いないかもしれないが 、


自分としては 子供の頃から 意味もなく ソレントに

行きたかったのだ。


ナポリを見て 死ぬ、

ソレントに行けたら もう 明日死んでも いいと思った。


ソレントが それほど 素晴らしいかったかは わからないが 、この 古代 ローマからの


地中海世界の 歴史の中でも 官能的 耽美な

ソレントみたいな 風景は

感じる人は 感じるものだと 数は 少ないかもしれないが 感銘を 受けた。


ソフィアローレンが わざわざ 今は ソレントに 住んでいる。


ソレントは古代ローマの詩人ホラティウスなどに理想的な別荘地として褒め称えられ、


ティベリウス皇帝の時代には、多くのローマ人たちがカプリを離れてここに居を構えました。


古代ローマ時代につくられた海沿いにある7つの別荘のうち、カンパーニア州に残る一つがポッリオ・フェリーチェの別荘 Villa di Pollio Feliceです。

海から、

あるいはソレント岬から続く小道を通って行くことができます。海岸線に沿って広がるこの古い別荘跡は当時の輝きを今に伝えます。


伝説によると、ソレントの海の中には、

美しい歌声でユリシーズを誘惑しようとした妖精たちが住んでいました。


しかし、誘惑に失敗して失望した彼女たちは岩礁に姿を変え、


それが今のガッリ諸島になったと言われています。ホメロスの時代からここは皆の想像をかきたてるロマンチックな場所として知られていたのです。


現在のソレントは、切り立った海岸線、息を呑むような美しいパノラマが訪れる人を魅了します。青い空と紺碧の海に浮かんだような町です。


ソレントに行くことは できたわけで


なぜ これだけの 景観を 誇る ソレントですが

ソフィアローレンが わざわざ 住むほどの

素晴らしい 奇跡の 景観が 日本では

ほとんど 語られないのが 不思議ですね。


自分にとっては 明日 死んでも ソレントが 見れたから

他には 何も 無くても 死ねると 思えるんです。

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