パークを護る者 NG集

漆塗り

NG集1

第2話

男は海に向かって走り出した

そのあとを火の光につられたセルリアンがついて行く

「あいつ…本当にやるつもりか?…こうなったらやるしかない!行くぞキンシコウ!リカオン!」

「「はい!」」

「うおおおおおおおおおおお!」

男は海に向かって走り続け海辺までたどり着いた…が

「うぶっ…」

盛大に転んでしまった

「ククク……ふふ…」

「ダメですよヒグマさん…耐えなきゃ…ふひ…」

「そう言うキンシコウさんも…」

「大丈夫か、カズ…ふふ」

カズは起き上がったがその顔には砂が付いていた

「もうワンテイクお願いします…」


第5話

夜が明け陽が昇り始めた…

ピピピピピピピピピピピピピピピ

ラッキービーストが機械のような音を出し始めた

すると

「朝ダヨ朝ダヨ!起キテ!朝ダヨ朝ダy…」

「うるせええええええええ!!!もっと寝かせろおおおお!!!」

カズはラッキービーストを殴り飛ばした…いや殴り飛ばそうとしたが…

ゴキッ!

「うぎゃああああ!手が…手がああああああ!」

誤ってベッドを殴ってしまう

「トモカズ、大丈夫カイ?」

「五月蝿え…黙ってろポンコツ…」


第16話

あっという間に港に着いたがカズは何かを見つけた

「船が増えてる?…それにあれは!」

カズの視線の先には…

「あれはセルリアン!またでやがったのか!」

セルリアンが再び発生しており何かを取り囲んでいた

カズはスクーターを乗り捨て走り出す…が

「あれ!ちょっと待てちょっと待て!ブレーキが効かねえ!ああああああああああああ!」

ザッパーン…カズは海に突っ込んだ…

かばん、サーバル、アライグマ、フェネックは笑いを堪えていた…

「おいお前ら…笑いたきゃ笑えよ!もういいよ!どうせ俺はこんな役なんだよ!」

「カズさん…ふふ…もうワンテイク…やりましょう…あはは…」

テイク2

あっという間に港に着いたがカズは何かを見つけた

「船が増えてる?…それにあれは!」

カズの視線の先には…

「あれはセルリアン!またでやがったのか!」

セルリアンが再び発生しており何かを取り囲んでいた

カズはスクーターを乗り捨て走り出すが…

「うお!あ、足があああああ!」

今度は倒れたスクータに足を挟んでしまう…

かばん達は何も言わない

「………なんだよ…なんか言えよ!悲しくなってくるだろ!」

「そろそろ夜があけちゃうのであと一回やりましょ?」


続く

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る