応援コメント

第2話 一粒の麦よ」への応援コメント


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     籾の麦をそれほど、土の中に強く踏み潰す世間というものは、まだこの世に現存するのであろうか? 当然、秋蒔き小麦の麦踏みのことを詩にしたのだと思うが…。
     小麦には春蒔きと秋蒔きの2種類があるのです。おそらく聖書のひと粒の麦を指しているのであろうが…。踏む麦ということならば、芽を出した後に霜に根ごと持ち上げられた麦のことを言っているのでありましょう。イエスの時代は春蒔き小麦かな?

     晩夏の落ち穂拾いを思うのです。未亡人を思うのです。

     あゝ、この詩には女性が少ししか居ないのだな。

     京都の黄金色の土地をイメージするのです。内地の人は、麦酒は、麒麟なのでしょうね。そこで「あなた」のイメージは止まってしまった。

    作者からの返信

    ひと粒の麦はある種の象徴でして、実際の麦作りは経験ないのですね。田舎は農家ですが麦は随分前から作っていません。内地のビールは確かに麒麟が多い 笑
    わたしは京都のクラフトビールが好きですが。

  • 忍耐強く、とても慎重においていかれた言葉なのでしょう、ほどよく重量感をもって景色を伝えてきます。第1話の詩とともに、郷愁や喪失といった時間的なテーマを、空間描写によって表現されていて、イメージが自然とテーマへと接続されるよう巧まれています。その技量には嫉妬さえ覚えました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。特に二話目の作品はかなり推敲を重ねたので嬉しいです。ただ僕が長い詩を書くと、言葉の意味にとらわれていて詩として、どうなのかという悩みがあります。湿原さんの騒音譜のような作品に惹かれるものがあります。
    改めてありがとうございます。