第53話 登場人物紹介 その4

 ・ツキト=フクトミ

 本編の主人公  40歳  175cm  大福のようなふくよかな中年腹

 武器:ヒノキの棒(30cm)  得意魔法:火C、風C  趣味:読書

 好きなモノ:肉じゃがニック・ジャガー


 一門クラン欲望の団デザイア・グループ】所属のC級冒険者


 ユーリの父親であり、同時に師匠。お盆進行を無事に終え、すぐさま、ユーリの次の訓練のためにと、【大津オオッツの領主の館の幽霊ゴースト退治】クエストを受注する。

 ユーリの日々の成長に、涙ぐみながら、この先もユーリの成長に寄与したいと願っている。




 ・アマノ=フクトミ

 ツキトの嫁  29歳  165cm

 少し茶色がかった、胸あたりまでのセミロング Dカップ

 武器:ヒノキの棒(25cm)  得意魔法:水C、風C  趣味:料理、家事全般

 好きなモノ:ツキト


 一門クラン欲望の団デザイア・グループ】所属のB級冒険者


 ツキトの嫁であり、今回のクエストにおけるツキトたちの徒党パーティの主戦力。女性視点でのユーリの指導役であり、同時に相談役である。


 館内での魔力探査をユーリに全て任せようと想っていたが、館に仕掛けられた罠により、アマノが全て引き受ける流れとなってしまった。




 ・ユーリ=フクトミ

 ツキトの一人娘でありヒロイン(?)  16歳  155cm

 赤みかがった褐色の髪 ボブカット Bカップ(現在、成長中)

 武器:ヒノキの棒(20cm)  得意魔法:水C、風C  趣味:身体を動かすこと

 好きなモノ:小動物


 一門クラン欲望の団デザイア・グループ】所属のD級冒険者


 冒険者ギルドに登録して3か月余りでD級冒険者になってしまうほどの実力と強運の持ち主(筆記試験のマークシートでわからない部分を鉛筆を転がして埋めた)。


 現在、人生における初クエストで大津オオッツの領主の館へ、幽霊ゴースト退治にやってきたのだが、今まで視たこともないようなモンスターに出会い、四苦八苦している。


 それと同時に、父親であるツキトに、自分が持っていた目標は【本当の目標】ではないと否定され、納得できないユーリはアマノに相談することに。




 ・こっしろー=ネヅ

 ユーリの使い魔  20歳?  体長10cm  全身、真っ白

 武器:鋭い前歯  得意魔法:風D、水D

 趣味:読書(特に戦記モノ)  好きなモノ:天かす


 ジョウ・ジョウ防具店で、ユーリが呪符ポーチを購入し、ユーリの革鎧の左胸あたりに装着してもらい、こっしろーはそこを寝床にしている。


 いくら、ニンゲンの共通語を話すことは出来ても、しょせんはネズミであり、自分が危険な眼に会いそうになった場合は、ユーリを盾にして逃げても良いでッチュウか? などと、使い魔失格の発言をしたりする。


 後述の領主の使用人:タマに駆除されるのでは? と内心、ビクビクだったりする。




 ・ヒデヨシ=ハシッコ

 ツキトの今徒党パーティの一員

 29歳  160cm  獣人族かと見間違われるほどに猿そっくり

 武器:ヒノキの棒(30cm)X2本  得意魔法:水D、風C  趣味:娼館通い  好きなモノ:女性


 一門クラン欲望の団デザイア・グループ】所属のC級冒険者


 冒険者として不名誉な称号【ヒノキの棒マイスター】を喜んで授与された、変り者。


 ツキトがユーリを少々、甘やかしすぎなのではないかと苦言を呈する。普段は【欲望の団デザイア・グループ】1番に気配り出来る男であり、彼にしては珍しい態度でもあった。


 現在、呪いの防具・黒の首輪ブラック・カラーを首に装着し、首の防御力は飛躍的に上昇したのだが、自分の嫁以外の女性のおっぱいを30秒凝視すると、自動的に首がしめつけられるバッドステータス持ちになってしまった。




 ・タマ=サイトー

 大津オオッツの領主の使用人  18歳  160cm

 少し緑色が混じった黒髪 肩までのセミロング Cカップ

 武器:ホウキ  得意魔法:なし

 趣味:休日の食べ歩き  好きなモノ:頼りがいのある年上の男性


 大津オオッツの領主・ホソカワ家に仕える使用人たちのひとり。


 今回の領主の依頼によって、大津オオッツにやってきたツキトたちの徒党パーティの世話役に抜擢された。


 ヒトを世話をすることは好きなほうなので、嫌な顔ひとつ見せず、ツキトたちに対しても、気さくに対応している。ツキトとしては、もう少しぞんざいに扱ってもらったほうが気が楽だったりする。


 初めて、ネズミのこっしろーを視た時に、もう少しで右の鉄拳を食らわせようとしてしまったが、なんとか、自我を保つことに成功する。


 セ・バスチャンのことを快く想ってはいるのだが、彼女自身の手? により、セ・バスチャンを白髪で彫りの深い顔にした事実をまだ彼女は知らないのであった……。

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