【五寸釘】さくさくスナック小説

くろーばー

五寸釘

【五寸釘】



釘が2つあった。



一般的に想像されやすい釘と、呪いの藁人形でよく知られる長い五寸釘。




僕は、とあるゲートの前にいる。この奥には沢山の魔物が潜んでいるという。


これからの旅を共にする武器は、このどちらかの釘。



どちらか選ばなくてはいけない。


僕の命綱。




僕は意を決して、皆があまり選ばない五寸釘を手に取り歩き出した。

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【五寸釘】さくさくスナック小説 くろーばー @cocoa7128

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