あの夏
藍色の鷹
第1話彼女
カサカサ葉の揺れている音がする。この公園が好きでいつもこの公園に来ている。
何かを伝えているような感じがしている。そう感じている。
「あっ彼氏がいる。」と思い近寄る。
「おーーい」と呼んでみる。
「え、なんで?」と思った返事をしてくれない。なんで?なんで?なんで?という思いが胸にこみ上げてくる。
そんな夏だった。
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