【向日葵】さくさくスナック小説

くろーばー

向日葵




向日葵は力強く立っていた。





何日かたったある日


かさっ かさっ


どこからともなく音が聞こえてきた。


音がした方へ行くと、向日葵が顔を下げて立っていた。



向日葵は種を ぽろり ぽろり と落として泣いていた。


向日葵は泣きながら歌っていたのだ。



向日葵は精一杯『生』を歌っていた。

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【向日葵】さくさくスナック小説 くろーばー @cocoa7128

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