登場人物紹介(暫定版)、その2
『10話-2、とても臆病で元気のある木霊達』より登場。
木霊農園を仕切る精霊。
背丈は十センチほどと小さく、青いチェック柄の三角巾を頭にかぶっており、青いブロックチェック柄の民族衣装を思わせる服を着ている。
鼻の下に灰色のチョビ髭を生やしていて、髪の毛も同じ灰色。とても愛嬌のある表情で、人柄もとても優しい。
過度のおもてなしにより、食欲魔である花梨を食で打ち倒した唯一の人物。
広大で大規模な木霊農園を営んでおり、莫大な数の木霊を仕切っているが、当本人でさえ現在の従業員の数を把握していない。
臆病な性格なので、花梨が木霊農園に訪れた時は身を隠していたが、慣れてしまえばとても厚く出迎えてくれる。
好きな物:木霊農園の野菜、?????
嫌いな物:怖い物、初めて見る物、?????
『12話-1、薬屋つむじ風の手伝い』より登場。
薬屋つむじ風を営んでいる妖怪。
見た目はイタチに似ており、全身はクリーム色の毛皮で覆われている。
診察をする為に出向く時は白衣を着ているが、店にいる時は着ていない。
とても温厚で紳士的な対応であり、花梨は勝手に博識そうなイメージを持っていた。
その事を辻風に話すと、何かのスイッチが入ったのか花梨に死神を思わせる鎌を喉元に突き立て、自らの残虐さを告白しながら花梨を殺そうとした。
が、それはお芝居のようで、すぐさま止めたが極度に疲弊している花梨を見て、お芝居をやった当本人もかなり焦っていた。
その後は満月について忠告をしてくれたり、「温泉街にいる妖怪は全員、君の味方だ」、などの言葉を花梨に告げるなどしている所を見ると、面倒見はとても良さそうである。
好きな物:あやかし温泉街、秋国、?????
嫌いな物:?????
『13話-1、河童の川釣り流れの手伝い』より登場。
河童の川釣り流れという店を一人で営んでいる妖怪。
全身が緑色で頭には白い皿が乗っており、背中には重厚感のある大きな甲羅を背負っている。
顔に際立った黄色いクチバシを生やしていて、花梨と出会う前は気だるそうに川岸で寝そべっていた。
ぬらりひょんの指示により流蔵の元に行った花梨であるが、予想以上の無愛想な対応により、あまりいい気持ちにはならなかった。
が、キュウリを上げて相撲を取ると途端に心を開き、血の気の多い妖怪達と交代制で相撲を三百戦以上取った後。熱い友情が芽生え、今では良きライバルとなっている。
釣屋を営んでいることもあって魚を捌くのが得意であり、花梨と共に焼きたての川魚を食べた。
好きな物:相撲、花梨、?????
嫌いな物:?????
『18話-2、外見で損をしている、優しい牛鬼』より登場。
人間みたいに二足歩行をしていて、背中からは六本の蜘蛛のような足が生えており、時折、背中にある足がカサカサと動いているせいで、その風貌は異様な不気味さを醸し出している。
見た目は温泉街にいるどの妖怪よりも異形であるが、内なる心は清らかであり、そのギャップもあるせいか花梨とゴーニャは慣れるのにやや時間が掛かった。
田舎混じりの喋り方で、牧場内ではよくバーベキューを開いている。
牧場で育てた動物の肉を使用しているので、鮮度は抜群で非常に美味。
好きな物:牧場で育てている動物達、?????
嫌いな物:?????
『20話-2、姉妹や親子と思われた二人の人間』より登場。
建物建築・修繕鬼ヶ島を営んでいる二人組の
身長は三メートル以上あり、剛毛の天然パーマからは二つの黄色い角が生えている。その天然パーマはもみあげとヒゲが繋がっていて、顎を覆い隠すように伸びている。
一重の
服装は共に虎柄のパンツ一丁のみ。容姿の違いは全身の肌の色が青か赤だけ。
あやかし温泉街、秋国の建物を建築、修繕をしている温泉街の要とも言える店を営んでいる。
ちなみにこの店がないと、とっくの昔に居酒屋浴び呑みは崩壊している模様。
花梨とゴーニャに温泉街で流れている噂を教えたのもこの二人であり、そのキッカケで花梨はゴーニャに苗字を与え、正式な家族として迎え入れた。
青飛車は花梨の事を秋風さん。ゴーニャの事をゴーニャちゃん。赤霧山は花梨さん、ゴーニャさんと呼ぶ。
好きな物:あやかし温泉街、秋国、?????
嫌いな物:?????
『22話、ぶんぶく茶処』より登場。
秋国山の中腹に店を構えている妖怪。
容姿はパッと見人型で、深緑色の和服を着ており、
毛皮を纏っている顔はとてもふくよかであり、温かみのある表情をしている。
登場時は初めて会った花梨の事を知っている体で接してきて、何も知らない花梨を混乱させた。
本人未許可である『花梨大好きっ子クラブ』の副会長を務めており、どうやら花梨に好意を抱いていると予想できる。
見た目を裏切りることなく、とてもおおらかな性格をしていて、好感を持てるオバサンのような喋り方をしている。
ゴーニャが話に割って入ってくる前に何か花梨に言おうとしていたが、何を言おうとしたのかはまだ不明。
好きな物:あやかし温泉街、秋国、甘味、花梨、ゴーニャ
嫌いな物:?????
『23話、秋国山小豆餅』より登場。
秋国山小豆餅を営んでいる妖怪。
キツメの眼差しをしていて、その瞳は紫色。初登場時は夢中で小豆を洗っていた。
見た目はクールで物静かそうな男に見えるが、性別は女性であり、ほぼ百パーセント間違えられる。
声もやや低くて太く、本人が性別を明かしても稀に信じてもらえない模様。
もちろん花梨とゴーニャにも間違えれるも、常日頃から性別を間違えられているせいか、当本人は驚いたリアクションを見て楽しんでいる。
秋国山の肌寒い山頂で食べるおしるこは絶品であり、リピーターがかなり多い。
好きな物:?????
嫌いな物:?????
『23話、秋国山小豆餅』より登場。
洗香と同じく、秋国山小豆餅を共に営んでいる妖怪。
髪色は真っ白のミディアムボブで、青い浴衣を着ている。
瞳も白く、肌も透き通った白色をしているが、恥ずかしがり屋なのか大半は顔を隠していて、頬を赤らめている。
見た目は完全に少女であるが、性別は男。
本人は洗香とは違い、性別を間違えられることに抵抗があり、間違えられるたびに顔を真っ赤に染め上げては白い煙を昇らせている。
人前に顔を出すのが苦手なせいか、メニュー表を持ってくる時は必ず顔を隠している。
名前は女性に間違えられないようにと、洗香につけてもらったが効果は全く無し。
好きな物:?????
嫌いな物:?????
『28話-2、しつこい船幽霊の勧誘』より登場。
魚市場難破船を営んでいる総船長。
筋肉が隆々としておりガタイが良く、角刈り頭にはねじりハチマキをしている。
ピチピチのTシャツの上には紺色の防水エプロンを身に着けており、しゃくれた顎が際立って目立つ。
見た目も中身も完全に江戸っ子であり、語尾には「でぃ」と付けている。
性格と漁の仕方にとても癖があり、花梨が唯一馬が合わない貴重な妖怪。
妖怪の性質上、やたらと仲間にしてきたがる節があり、幽船寺と出会ってから十分足らずで花梨は嫌気が差していた。
あまりのしつこさに心が折れてひしゃくを腰に差し、帰り際に返そうとするも、既に仲間の一員に加えられており、そこで花梨は当分の間、魚市場難破船に来ない事を心に誓う。(当本人には悪気は一切ない模様)
ちなみにではあるが、特殊なマグロ漁のやり方を考えたのは幽船寺である。
好きな物:漁、?????
嫌いな物:?????
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