SPACE GALAXIES STARS  スペースギャラクシーズスターズ (銀河から今・そして)

関 優雅人

第1話

高校2年生の関 光琉(ひかる)はいつものように早朝高校へ通学するために駅へ向かった。駅前の通りをさしかかったところで、ふと一人の人物に目がとまった。

見たことのないような服装でたたずんでいるその人物は手に持っている掲示物には「探し人〇〇〇」と書かれたものをもっていた。

ただその〇〇〇のところに書かれた文字は明らかに日本語ではなく、見たことのないような文字で書かれていた。

関 光琉「探し人?って一体誰を探しているんだろう?」

と光琉が思っていたところへ

遠富「よっ関」

と関 光琉に声をかけてきたのは、関 光琉と同じ高校へ通う同級生の遠富だった。

遠富「関なんでこんなところで突っ立っているんだ?次の電車に乗らないと学校遅刻するぞ」

関 光琉「うん、そうだな」

遠富「ほら駅まで走っていかないと電車乗り遅れるぞ」

遠富にそう言われると

関 光琉「お、おう。ちょっと待てよ」

と言うと

関 光琉「やっぱ遅刻はまずいよな」と心で思うと急いで駅の改札へと向かった。

そして時間がたちその日の夕方関 光琉は学校の授業を終えて自宅の最寄り駅の改札を出て自宅へ向かうところで再び今朝立ち止まった場所で見たものは、「探し人〇〇〇」と書かれたものをもっていた人物だった。

関 光琉「「探し人」まだみつからないのかー。とは言っても〇〇〇のところはどう見たって日本語じゃないし、それじゃあ誰も探し人見つける事出来ないんじゃないのかな?よし誰も声をかけてあげていないようだからちょっと声をかけてみるか」と光琉は思うと「探し人〇〇〇」と書かれたものをもっていた謎の人物に声をかけることにした。

関 光琉「あ、あの」

と関 光琉が声をかけると謎の人物はその声に気が付いて関 光琉の方に振り向いた。

関 光琉「今朝から夕方までずっと君は人を探しているみたいだけれど探し人の後の文字は僕には読めないんだけれどその文字は何て読むんだい?」

謎の人物「私の名前はブルーム。そして探し人の名前は〇〇〇」と答えた。

しかし〇〇〇のところの発音が明らかに日本語じゃないことに戸惑っている関 光琉を見てブルームは

ブルーム「大空銀河の森公園」とつぶやいた。

関 光琉「えっ?」と関 光琉が聞き返すとブルームは

ブルーム「大空銀河の森公園に行きたい」と言った。

関 光琉「大空銀河の森公園って言ったら僕が通っている高校の近くじゃないか。そこに探し人はいるのかい?」

ブルーム「〇〇〇は見つかった。だから大空銀河の森公園に行く。一緒について来て」

関 光琉「え?探し人はもう見つかったのかい?でなんで僕が大空銀河の森公園に行かないといけないんだい?」

ブルーム「いいからついてきて」とブルームは言うと関 光琉の右手をつかんで引っ張っていった。

関 光琉「仕方がないな。まぁ学校の近くだしお節介ついでにつきあうか」と思いながら大空銀河の森公園へと向かった。

そして大空銀河の森公園に到着した。ブルームは関 光琉の手をつないだままだった。

関 光琉「さて大空銀河の森公園に到着だ。なあブルーム探し人って一体誰の事なんだい?そして僕をこの場所に連れてきた意味を教えて欲しい」

ブルーム「探し人はあなた。名前は何て言うの?」

関 光琉「そう言えば僕の名前言っていなかったね。僕は関。関 光琉って言うんだ。えっ探し人って僕の事?」

ブルーム「そう関 光琉。光琉っていうのね。」

関 光琉「ああそうだよ。って僕の名前を知らないで僕の事を探していたのかい?それに探し人には僕には読めない文字が書いてあっただろう?」

ブルーム「そう探し人。その探し人の後に書いてあった文字を地球言語に訳すと「親切な人」と読むの。探し人は地球に住む親切な人を探していたの」

関 光琉「地球に住む親切な人?それはどういう事だい?」

ブルーム「それは・・・」とブルームが答えようとすると、突然ブルームと関 光琉の前に人間の形に近いようなロボットが目の前に現れた。

関 光琉「な。なんだこのロボットは?」

ブルーム「通称ロッド。対人型戦闘兵器のタイプ戦闘型(BZ-RN1)グラウ1

。私たちの敵よ。」

関 光琉「私たちの敵?」

ブルーム「光琉。ちょっと私の後ろに下がっていて。このタイプのロボットは普通の地球人には対処が難しい。私が撃破する。」

ブルームがそう言うと同時に、ブルームが身にまとっていたフードとマントが宙を舞い、ブルームはバトルスーツを身にまとっていた。

ブルーム「行くわよ。ロッド」と言うとブルームは対人型戦闘兵器ロッドに向かって戦闘を開始した。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る