第7話 些細なことでも褒めてあげよう




今日は嫌なことがあった、加えてスランプだ。





ああ・・・ああ・・・心が不安定になる、不安定になる。

・・・

・・・・・

・・・・・・・

そして、何もする気にならなくなる(ニート状態)




『・・・その場合の終着点は、そこでいいんでしょうか?』




それは、

もがけばもがくほどに落ちていく蟻地獄か、

解こうとするほどに絡まる蜘蛛の糸の様


この場合、

怠惰な自分にムチを打って、自分を戒めることが最良?いや違う。

こういう時は「些細な事でも自分を褒める」それが一番効果的だと思う。



部屋に落ちているゴミを・・・・



捨てた



自分偉い、とても偉い。


そして、

その小さな達成感を積み重ねた先に大きな成功が・・・




シヴァは静かに男の傍へ近づく。

そして手を彼の頭にのばす。




「・・・ご主人様、今日も頑張りましたでちゅね~」




シヴァは男の頭を優しく撫でる。


「・・・」



『それは、ただの「赤ちゃんプレイ」なのでは』




「・・・危なかった・・・危うく・・・「バブー」と言ってしまうところだった」

『おいおい』



そして、

今日も小説の執筆は進まない。



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