異世界に妖狐として転生した女顔な俺は男らしくなるために頑張りたい!!(願望)

かぼちゃマスク

第1章 転生と驚きと出合いともふもふと。

第1話 死んじゃった..?

 俺は柴田 凉《しばたりょう》ちょーっと女顔で、ちょーっとだけ!背が低いのがコンプレックスなフツーの大学生。因みに今は休日で町へお出かけ中だ!

 そして今はとても機嫌がいい。実は、コンプレックスのせいで今日だけで2回ナンパされた...というところまでは機嫌が悪かったのだが、あまりにもしつこかったためにそこでコテンパンにしてやった。するとマァー気分爽快!買い物でも欲しいものが全部着々と買えたのでとても上機嫌なのだ。(*^^*)



 と、俺がそんなことを思っていると、何やらザワザワしているところを見つけた。何かイベントでもやっているのか?と152センチという小さな背丈で背伸びして騒ぎの原因をのぞいてみる。

 するとそこには刃物を持った銀行強盗が銀行から出てくるところだった。俺は後ろだったために皆が刃物を持つ銀行強盗に対して一斉に後ろに下がってくるのでそれにバランスを崩してしまった。



 ドッ!!


 

 そのとたん....俺の左胸に何かとてつもなく熱い感覚があった。

 俺は恐る恐る左胸を見ると、そこにはあの銀行強盗が持っていた刃物が刺さっていた...。銀行強盗もまさか刺さるとは、と言わんばかりの表情をしている。刺すつもりねぇんなら刃物持ってくんなよ...。そんなことを人生最後に思った俺は其所で意識が途切れた。






____________________


 あれ...ここは..どこだ?

 

 眠気混じりに俺は目を開いた。




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