五月十三日
朝。庭の世話をしているあいだに客人が食事の支度をしてくれる。
ひと休みののち彼女は出かけていった。今回の宿泊は用事のためでもあるので。
天がだんだん灰色になる。午後から雨との予報があたって、洗濯物を取りこむのと同時に降りだした。昼過ぎて、かの童顔が帰ってくる。昼食。疲れたのか、そのまま
一時間ほどで、ぼんやり起きる。
夕。弱くはないけれど明るい雨。歩きに出る。
こんななかでも、つばめは飛ぶ。田の水が
道みち、楽しみなのは
向こうに
誰もいない、
びしゃびしゃ
対面するように
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