2月7日付 単純な承認欲求を抱えている人たちを尻目に万年筆を逆手に構えた球体の生物からひとこと

 売り上げだとか評価だとか、手軽に承認欲求を満たせるタイプのスキルを一切拾得しないままここまで歩いてきたので本当にそういうものとは無縁で生きているし、自分の強みが発揮されないことが社会にとっては幸運みたいなところあるなあ、とか考えている今日この頃なわけですけど、みなさんいかがお過ごしでしょうか。調子がいいはずがない。


 あんまり人間を世代でパーソナライズするの、個人的なくせだとわかっているのでよくないとは自覚しているんですけど、ぼくの同年代、いまひとつ表現者として優れているタイプのひとを見ないなあと思っていて、それは単純にぼく自身が同年代(というか、より正確に言えば同年代とそれよりやや上の集団)が対人コミュニケーション的な意味でとても苦手で見ないようにしているのか、それとも本当にぼくが感じているとおり少し年齢の離れた上の人たちと下の人たちが大活躍しているのかって話で、それは自分自身では観測不能なわけです。だから考えるだけ無駄って話だ。


 じゃあ、そういうお前は何を書きたいんだ、なにを小説にしたいんだよ、とか訊かれても、そんなに簡単に他人に説明できるんだったらそうしてるわ! 頭わるいマンかよ! ってなるわけで、これは何度も言ってるんですけど、なにが言いたいのかわからないものをぼくは目指しているわけで、それを否定的な意味で表現する人間こそぼくが得意としない、限定的な思考の人間なわけです。

 ただ、強いて言うなら、ぼくの信奉する伊集院光大先生が、自身のラジオ「深夜の馬鹿力」でときたま出してくる「空脳アワー」というコーナーの投稿文の感覚、そういう感じになるようなものを書いていきたいなあ、とは思っていて、だからなんだといえば、こういう文体がそれ一番邪魔してんじゃね? ってオチです。

 文章のダメさがひどい。

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