あいまいだけど愛してる

@kwf

第1章 今更、愛してるなんて……

第1回「自然な2人」

君の存在は僕にとって日常の一部だった。


当たり前過ぎちゃって、言うべき言葉もない。


だから僕の部屋に上がりこんで部屋を片付けていた時も驚かなかった。


僕はトビウオ。27歳。すばしっこいのでこんなあだ名が付いた。


彼女はルナ。25歳。これもあだ名で中日ドラゴンズのファンでよく打ってた外人バッターを応援してていつの間にか付いたあだ名。


いつもあだ名でやり取りしてるので本名を使わない。


ルナも体型は痩せてるけどグラマーでちょっと変な気が起こりそうなくらい

フェロモンが出てきた。ルックスも確かによい。


いつものように夜を過ごしてると机の横に彼女の太腿が見え思わず目をそらす。


ルナはすぐ気付いて「どうしたの?トビウオ」


キョトンとした顔をしている。


「うん、なんでもない。男の生理だよ」


「男の生理?」


ルナはピンときてないようだ。


2018(H30)4/4(水)


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