恋と友情の真ん中で。

第1話

ーガチャ

ゆあ「行ってきまーす」

宮川ゆあ、春から中学２年生の普通な女の子です！

今は春休み😁

今日は友達と図書館で勉強するんだー！

「ゆあ」

ゆあ「ん？」

後ろから声がした。

健人「どこ行くん？」

夏木健人、隣の家の幼なじみ。私と同じ中学２年生になる。

ゆあ「なんだ健人か～。図書館だよ、勉強しにねぇ」

健人「お前が勉強とか(笑)できんの？」

いつも通りからかってくる。

ゆあ「できないからできるようにするんじゃん！も～😡」

健人「まあ、頑張れよ」

なんだかんだ言って、優しいんだけどね。

ゆあ「うん、じゃあね。」

私は足早に図書館へ向かった。

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ゆあ「ごめんお待たせ！💦」

美紀「あ、ゆあ来たー」

春菜「ゆあちゃん、ここ座ってね～」

真琴「ん～むにゃむにゃ」

美紀、春菜、真琴。私の友達だ。

みんな別の小学校同士で、中学校で仲良くなった。

勉強面で分けると、美紀と真琴と私がバカグループで、春菜に教えてもらう感じ。

ゆあ「真琴はまた寝とんのか！(笑)」

春菜「真琴ちゃんは寝るの好きだね～」

まぁ、なんとかやっていけてる。

勉強しはじめてから五分後..

美紀「ねぇ、春菜って好きな人いるの？」

集中力切れのサインだな。

春菜「え、私！？えーいないよぉ」

美紀「怪しいなぁ(笑)」

春菜「でも、ゆあちゃんは夏木くんだよね？」

え..？

ゆあ「なんで？(笑)」

美紀「え、違うの？そうだと思ってたのに！」

えええええぇ！？

ゆあ「健人は幼なじみ！友達としては好きだよ？」

美紀「そっかーてっきり好きなのかと..」

えー..仲良いとそういう風に見られるんだ..。

春菜「ってことは夏木くんの片想いってこと？」

美紀「そうだねー..」

ゆあ「え..？」

どういうこと..？

健人の、片..想い？

つづく。