第135話 李儒(理樹)と内気な姫殿下(曹操との出逢い!)(1)
「ふぅ、はぁ~」、
「ふぅ~ああ~、でた。で終わった……」、
「あああ~。生き返った。生き返ったよ……」、
「本当に生きていてよかった。よかったよ。と、言うよりも。本当に漏らさなくて。漏らさなくてよかった」と、「ふぅ~」と、もう一息、安堵感からの溜息を漏らすのだ。李儒(理樹)はね、と、彼が言葉を終えると今度は、この世界、三國オンライン戦記の宮廷内のトイレの造りを凝視して。
「僕が産まれ育った日本のトイレと余り作りが変わらない。かわらないな……」と、言葉を漏らしながら。便器の中を覗き込んで注意深く見て「フムフム」と観察をするのだ。
そう、実は、というか? 皆も知っての通りで、この世界、中華ファンタジーな世界観を創世、創ったのは、あくまでも人の手。それも? 日本人の技術者、プログラマー達が製作をした世界観だから。トイレやバス、システムキッチンなどの装備や家電製品は、世界に誇れる日本の技術だから。見えない場所は、日本製の物をデザインして製作されているいい加減なところがあるから。便座から『ピュ~』ではないが。ウォシュレットが無い。無いだけでね。後は日本のデザインの上に、何処に汚水を流し浄化しているのか謎? 謎なのだが? ちゃんと水洗式のトイレ、便座なのだ。
う~ん、でもね? トイレ内を見渡せばわかる通りで、便座は全部女性物ばかりの洋式ではなく。和式のトイレばかりで、男性用の便器はないから。
「う~ん、これって? どうやって使用をすればいいのだろうか?」と、独り言を漏らしながら悪戦苦闘──。
何とかトイレを終わらして、安堵感に浸りながらトイレを出る。去る。去ろうと思えば『ドン!』、『ドン!』なのだ。
でっ、その後は、「痛い!」、「痛いじゃないか! 君!」と、お尻。尻餅をついた李儒(理樹)は、自身とぶつかる。
そう、トイレの出入り口で出合い頭の事故をした相手に不満を漏らせば。
「い、痛い。って……。君が余所見、下を向いてあるくから。僕と出遭い頭の事故を。正面衝突をするんじゃないか」と、李儒(理樹)に僕は悪くないと不満を漏らす男の子、ではないからね。この世界は、皆も知っての通りで、三國志に登場、出演をする古の英霊、武将、神官、文官達皆が姫、女体化している作品なのだから。李儒(理樹)以外の男性、男の子は、存在をしない世界なのだ。ならば、何故? と、言うことになるのだが。
まあ、この辺りは、異世界ファンタジー大好き日本人の、老若男女問わず誰でもわかる。『ぼく、ぼく、娘』ではなく。この世界は戦姫の世界だから。『ぼく、僕戦姫』と、名付けた方が良いかも知れない。
まあ、そんな僕、僕と、自分のことを呼びながら。李儒(理樹)と同じ容姿──。
そう、尻餅をついた状態、状態なのだが。彼女は、閣下と一緒で、ミニのタイトなチャイナドレスを着衣した状態で尻餅、尻餅をついている状態だから。僕姫さまの様子、容姿は? M字開脚した状態を、オスである李儒(理樹)に晒した状態──。
それも? 自身が着衣をしている下着……。白に薄いグリーン。パステルグリーンの横ラインが入っている可愛らしいパンティーを李儒(理樹)に晒している状態なのだ。
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