第60話 過去も現世も師従関係? どちらが主で下僕?(6)
実のところはね。(笑)
まあ、李儒(理樹)もさ? 魔王さま自身が先程まで深く被っていた冕冠を脱ぎ外し、下ろした時。同時にさ?
彼女の素顔を凝視した時、途端にさ? 唖然として魅入り。見惚れてしまったのだ。
李儒(理樹)自身が呆然、沈黙……。
『アガ~』と、己の顎を外しそうなぐらい驚愕をしたのだ。
だから当の本人、というか? 李儒(理樹)に驚愕、驚嘆を漏らされた魔王さま自身も少々驚いた顔、ではなく。(笑)
「どうしたのだ~? 李儒(理樹)~? 鳩が豆鉄砲を食ったような顔~。余りにも呆然としているようだが~? そんなにも儂の顔~。容姿が気に入り。見惚れてしまったのか~?(クスクス)」と。
まさに女性魔王の如く、妖艶、官能的な振る舞い。
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