第7話 僕の邪な策! (2)
「できたぁっ! これで、よぉ~し!」
今の今まで僕は、自身の握るスマートフォンの画面へとタッチ! タッチ!
連続タッチを繰り返し、指先をスマートフォンの画面に当てながら。
僕は三國オンライン戦記の運営会社へと送る脅迫! 脅しのメール文を製作していたのだが。
僕はやっと、運営会社へと送る抗議文のメールや、脅しのメール文が出来た。
だから僕は歓喜の声を上げ! 終えれば!
僕は、自身が製作をした抗議文メールを三國オンライン戦記の運営会社宛に『ポチッ!』と、指先で押し、送信を始める。
「くっ、くくっ。運営のやつらめ見ていろよ! 賢い僕を敵に回すとどうなるかを教えてやるからなぁ!」と。
僕は、自身の眼尻と口の端を吊り上げ、薄ら笑いを浮かべつつ、独り言……。
まあ、傍から、誰か、僕のことを凝視すれば。
『わぁ~、マジでキモイ、あの子!』と呟きたくなるレベルで僕は、気持ち悪く薄ら笑いを浮かべながら。
三國オンライン戦記の運営会社の反応を待つ!
まあ、待ち続けていると。
『ピロリ~ン!』と。
僕が握るスマートフォンから、清々しい着信のメロディーが聞こえてきた。
だから僕は慌てて、スマートフォンの画面を覗く。
◇◇◇
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます