第7話 僕の邪な策! (2)

「できたぁっ! これで、よぉ~し!」


 今の今まで僕は、自身の握るスマートフォンの画面へとタッチ! タッチ! 


 連続タッチを繰り返し、指先をスマートフォンの画面に当てながら。


 僕はの運営会社へと送る脅迫! 脅しのメール文を製作していたのだが。


 僕はやっと、運営会社へと送る抗議文のメールや、脅しのメール文が出来た。


 だから僕は歓喜の声を上げ! 終えれば!


 僕は、自身が製作をした抗議文メールをの運営会社宛に『ポチッ!』と、指先で押し、送信を始める。


「くっ、くくっ。運営のやつらめ見ていろよ! 賢い僕を敵に回すとどうなるかを教えてやるからなぁ!」と。


 僕は、自身の眼尻と口の端を吊り上げ、薄ら笑いを浮かべつつ、独り言……。


 まあ、傍から、誰か、僕のことを凝視すれば。


『わぁ~、マジでキモイ、あの子!』と呟きたくなるレベルで僕は、気持ち悪く薄ら笑いを浮かべながら。


 の運営会社の反応を待つ!


 まあ、待ち続けていると。


『ピロリ~ン!』と。


 僕が握るスマートフォンから、清々しい着信のメロディーが聞こえてきた。


 だから僕は慌てて、スマートフォンの画面を覗く。



 ◇◇◇


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