7月29日 ※ネタバレ注意
「奥様!
奥様大変よ!!
8/1から本編が公開になるらしいんですけど、それについて、とても重要な事が決まってなかったって、作者は大慌てらしいですわよ!」
「まぁそうなんですの奥様?!
それは大変ですのね!
……ところで、ともても重要な事ってなんですの?」
誰だお前ら。
私の脳味噌の中で何をしている。
いくら焦っているからって変な会話を頭の中でするんじゃない。
とんだ茶番をすみません。
マジで焦ってて頭の中混乱しまくりなんです。
本当に重要な事が完全に頭から抜けてまして。
タイトルですよタイトル!
本編の方のタイトル!!
すっっっっかり忘れてた!
何故なら私は今まで、本編書き終わってからタイトル決めてたんで、今の今まで本当に気づいてなかったんですよ!
公開するにはタイトルが必要だって!!
どうしましょう奥様!
本当ですわね奥様!!
そして……
正直に言いましょう……
私には、
壊滅的に名付けのセンスがありません……
だから、花の名前とか、コンセプトとなる国のよくある名前とか、人気名付けランキングとかプロレスラー一覧とか利用するんですよ!!
しまったどうしよう!!
作品タイトルとは、言わばその作品の顔である。
名前で読者を引きつけると言っても過言ではない。
とってもとっても重要なものだ。
なのに1mmも思いつかないし思いつく気もしない!!
人によっては、タイトルから思いつく人もいるでしょう……
それってなんて羨ましい……
私にとっての最難関が既に最初に決定されるのだから……
どうしよう。
マジで何も思いつかない。その影すら、気配すら見えてこない。
……こうなったら、その無駄な仕事系理系脳で(※私の脳は普段は文系)、理詰めに考えていこう。
ここで、とある通販サイトのラノベ歴代売上ランキングを見ていこう。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
『この素晴らしい世界に祝福を!』
『魔法科高校の劣等生』
『転生したらスライムだった件』
『Re:ゼロから始める異世界生活』
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』
『オーバーロード』
『ノーゲーム・ノーライフ』
『デスマーチからじまる異世界狂想曲』
『無職転生〜異世界行ったら本気だす〜』
『はたらく魔王さま!』
『ソードアート・オンライン』
『物語シリーズ(化物語)』
……コピペ疲れた。
さて。
これを見て考えてみよう。
ふむ。
全体的に長いな。名前が。
あと、名前からコンセプトがうかがい知れるものが多いね。
この傾向は、どっかのネット記事かここのエッセイだかで理由を読んだが……
最近の若者の傾向としては『合理的』で『コスパ重視』『無駄な事が嫌い』『失敗を極端に恐る』なんだそうな。
これぞまさに不景気時代を生きた子供達って感じだね。
心にも懐にもあまり余裕がない子たちなので、タイトルから内容が予想できない本で博打をするより、タイトルから内容がなんとなく予想できる物を好むそうだ。
もともと心理学的に、人は得した気分よりも損した気分の方が強く感じるそうなので、『失敗した!!』と心を折られる可能性が低い方を選ぶようだ。
タイトルからコンセプトがうかがい知れれば、少なくともコンセプトだけは自分の好みから大きく外れないから、大きく『買って損した!』とは思わないのだろう。
なるほどなるほど。
では、私の話はどうだろうか?
本編を一言で言い表すなら、『未来からきたヒゲゴリマッチョの
……
ただでさえ設定に目新しいものはないのに……
だとしたら、ほかのコンセプトをタイトルに絡ませた方がいいのだろうか。
他のコンセプトは『全員が力を合わせて窮地を脱する』『AIやロボットは絶対的味方』とかか。
……ぶっちゃけ、序盤散々隠したので、ロボット、アンドロイド、オートマータが出て来るっていうのは隠したい。
タイトルからネタバレさせたくない。
……ネタバレさせたくないけど、タイトルが重要なキーとなっている話といえば、
『君の膵臓を食べたい』
『君の名は。』
か。
ぶっちゃけこの2つについては、タイトルから内容決めたんじゃないのかと思っている。
本当はどうだか知らないが。
なぜそう思うかというと、このタイトルがそのまま、大オチ、もしくは後半のキーになっているからだ。
ふーむ。
そう考えると、やっぱりタイトルって大切。
本編も、この2つに
『売れる本』という意味では、買ってくれる人に損をさせない名前の方がいいのだろう。
読者選考があるコンテストの場合も、きっとその方が数千倍良い。
しかし、今回のサバコンコンテストは読者選考ナシだ。
それに、正直今の段階で売れる・売れないを一番に考えるのは違う気がする。
勿論! 目標とは、本当の目標より少し先を目指さないと途中失速して、目標より手前に落ちてしまうものだ。
なので、低すぎる目標というものは、蓄積するタイプのものでない限りは立てない方がいい。
全く『売る』という事を考えずに作品を書くのであれば、そもそもコンテストに応募する事自体が間違っている。
何故なら、コンテストは売れるものを公募しているからだ。出版社もボランティアではない。
私も多少は、読んでもらえるもの、売れるもの、という感覚で勿論書いている。
でも、そこを大目標にするのは『商業ライター』だ。
私はぶっちゃけ商業ライターは目指していない。
自分が商業ライターの適性を持ってない事も知ってるし、好きなものといえど、仕事にした瞬間から生まれる苦悩は、ITで吐きそうなほど実感しているからだ。
ズラズラ書いたがつまり、タイトルでネタバレするものより、タイトルをキーにする方を選びたい。
と、した時に。
キー。
キー……
キー?
本編のキーになる事柄ってなんぞな?
まだやっと起承転結の『起承』が終わったトコじゃ。
まだオチも何も見えてきてない!!
ふむ。
どうしたものか。
ここで適当にキーになりそうなタイトルにすると、そのキーを使う為にストーリーを無理やり進める事になりかねない。
そうすると、違和感が発生してしまう可能性も。
ふむ……
思ったよりも難易度高い。
タイトルつけ。
まいった……
胃が痛くなってきた……
そう考えると、昔の作品もタイトル秀逸だよなぁ……
みだれ髪
吾輩は猫である
人間失格
銀河鉄道の夜
出版から数十年経ってても色褪せない。
そんな素晴らしいタイトルを、私もつけることが出来るんだろうか……
みんなはどうやって決めてんのかなぁ……
みんな凄い才能をポコポコ持ってるよね……
私なんぞ仕事もダメ出しされまくり、人とのコミュニケーションも下手で外見も中の下、健康にも不安ありで良いトコなんぞ何もない……(※自己肯定感の低さ露呈中)
……いや!
ある!
それは!
一晩寝れば大概の事がどうでもよくなるリセット脳!!
誇れない!!!
あとね!
保険屋さんがビックリするぐらい高額の保険かけて将来に備えてるよっ!!
いつ健康を害してもこれで大丈夫さっ!!
……誇れない……
もっとクリエイティブな才能が欲しかった……
さて。
グダグタここでクダ巻いてても仕方ないので、ちょっと今後の展開を考えつつ、キーとなるワードを拾い集めて見ようと思います。
頑張るぞー……
はぁ……
締切まで、あと32日。
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