　年に一度のお祭りの季節がやってまいりました。

　投票枠が前年までの１０枠から５枠に減って選ぶのが大変になるかと思われましたが、例年に比べて極端に減った読書量のせいで簡単に選べてしまったので何とも複雑な気持ちです。自分が投票した作品は以下の通り。

１位「これは本物の百合ハードSFです。」（著：ロジカル玄々、ギギギ文庫）

２位「四次元アタマの壊しかた」（著：理道道理、オソカワ文庫JA）

３位「リルズベリー・ロッカーガールズ」（著：縦坂横道、プルート文庫）

４位「清楚でおしとやかな詩織お嬢様の必殺エナジードリン拳」（著：いとう、剣戟文庫）

５位「邪ゼブラ」（著：縦坂横道、GAGA文庫）

　対象作品リストを見ていると「お前も対象だったか！」という作品が結構あるものですねぇ。投票した中では「これは本物の百合ハードSFです。」と「リルズベリー・ロッカーガールズ」とか。そういや去年投票してなかった。前年刊行は不利というのはかくラノの歴史が物語っていますが、それでも僕は信じて投票しましたよ。まぁ元より人気筋ではないので死に票でしょうが……。

「邪ゼブラ」は完結ご祝儀枠。新作に枠を明け渡すべきか迷いましたが、自分が架空ラノベを読み始めたきっかけの作品なので譲れませんでした。すでに読んでひとしきり泣いてはいますので、感想も近いうちにまとめて投稿したいところ（現状他の作品を先に投稿しそうですが）。

　今回投票した作品は元から知っている作家さんの作品に投票してばかりですが、例外が「清楚でおしとやかな詩織お嬢様の必殺エナジードリン拳」。詩織お嬢様の熱い戦いに僕も興奮しました。今回投票した中だと多分一番良い順位に入るんじゃないでしょうか。

　そしてそして死票確実ですが投票せずにいられなかったのがオソカワ文庫JA、理道道理先生の「四次元アタマの壊しかた」。前年の新作で最推しだったプルート文庫の「神に至る病」から100年後の未来を描いた続編ですね。まさかレーベルを変えて（しかもオソカワから）続編が出るとは思ってもいなかった。理道先生、あまりにも性癖を突いてくるから投票企画で毎回上位で投票しちゃうんだよな……。

　今回もまぁ、ほとんどランキングには影響しないでしょう（四次元とか対象リスト載ってないし）。皆さんがどんな作品に投票したのかも気になるので、教えていただけると嬉しいですね。

　ではまた次のレビューでお会いしましょう。