冒険者として異世界召喚したんですが

しゅー

第1話

「カチカチカチ」

今日はこの辺でやめておくか。寝るとしよう。

「すうーすうー」

「はあー!」

ここはどこだ!目が覚めたら見たことのない場所に今僕はいる。大きな豪邸の前にいる。なぜ僕はここにいるんだ。家でパソコンと向き合い、うっかり寝てしまったのか。


「おーい、そこの君。起きているか。」

「僕のことですか?」

なぜ僕のことを呼んでいるんだ。これから僕はどうすればいいんだ。いったいどうなってしまうんだ。考えても始まらない。とりあえず今はこの老人について行こう。そうすれば、いいことがあるかもしれない。


「そうそう」

「なんで僕ここにいるんですか」

「あー、そのことなんだが、まあー中に入りな」

「はあ、わかりました」

豪邸に来てしまった。この老人は誰なんだ。何を今からするのだろう。こんなところに1人で住んでいるのだろうか。


「君は異世界召喚している」

「ええー、そうだったんですか」

びっくりしてしまった。普通のことだけど。なんでそんな事になっているんだ。ここどこ。この老人は誰なんだ。


「すいませんが、貴方は誰ですか」

「おっと、すまんすまん、名前まだだったな簡単に言うと神様(ゼウス)だね」

「ああーだからか、僕は山本れお」

本当に神が言うなら納得もいく。でも納得してしまったら負けの気もする。知らない間に勝手に異世界召喚しまったのだから。


「そういえば、君以外にも手違い異世界に召喚してしまったのが100人そこそこいる、後、神様は1人ではないってこと」

これには驚くことしかできなかった。この世界の神様はどうなっているんだ。もうここまできたら驚くことしかできない。もう受け入れるしか方法はない。ほかの人たちもいるって言っていたけどこにいるんだろう。


「ほかの人たちはどこにいますか」

「ほかの人たちは他の神様と話していると思うよ。今日ここで話すのは君で4人目だからな」

そうなのか。その人たちはどうなったのだろう。僕はこれからどうしていくといいのだろう。


「これからどうすればいいんですか」

「そうだった、君も君以外の人も異世界に召喚することになっている」

「元の世界には無理なのでしょうか」

「元いた世界も同時進行で時間が動いている。だから無理なんだ」

そうなのか。この世界と元いた世界と同じ時間動いているのか。次行く世界はどういうところなんだ。


「他の人も同じ世界に召喚することになっているから、会えると思うし、大丈夫だろう」

そうなのか、その人たちには出来るだけ早くあっておきたいところだけどこのままでいいのだろうか。


「そうじゃ、君にこれをやろう」

ケータイだ。なぜなのかわからないが貰っておこう。連絡ように使えってことか。


「君以外の人にもやっているから会ったら使うといい」

これは使えそうだな。貰って損はないかも。


「わしにも電話できるからな」

「ありがたくもらっておきます」

使える時に使っておくか。以外と神様も普通にケータイを使うのは驚いたな。


「君には次行く異世界でも戦えるようにステータスはあげておく。後、剣術か魔法どちらを最初使いたいか。エルフ、ドワーフ、ヒューマン、猫人族なにがいい。」

ここは、最初って神様も言ってたし剣術より魔法がいいかな。魔法って言ったらエルフだけど、ヒューマンかな。

「次行く世界にはレベルも存在するから戦うことは必須になってくるだろう」

「そうなんですか。まあ今はいいか」

「魔法、ヒューマンでお願いします。」

「ΟK、では、異世界、剣と魔法を題材とした世界へ」

「では、またなっ」


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