第9話頼りない地平線

四方を見渡しても、限りなく砂漠が広がっているのみ。


日本にこんな場所が、あったとは思えない。


200mくらい先に小屋があった。


とりあえず向かってみる。


小屋といっても人が寝泊まりする余裕はない。


中に冷蔵庫が置いてあるので、開けてみる。


空っぽだったが、僅かに氷が入っていたので、口に含む。


冬場でも体を動かせば、喉はカラカラになる。


氷が口を満たし、ほっとしていた矢先、ズドーンという轟音が轟く。


2018(H30)5/6(日)



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