Rayila

記憶のアトリエ

表し得ぬ懐かしさと

語り尽くせぬ精神的くつろぎを味わう


息吹が吹き込まれた瞬間から

血液が細胞が輪舞し

わたしのこころが息を吹き返す



使うは視覚ではなく触覚と聴覚

描くのは記憶の神殿


触れているかのように描くのは

生の曲線


聴こえくるかのように描くのは

性の曲線



交錯する両性的な性格が

曲線的形態の無限の変化を描く




何故こんなにも潤うのか

何故こんなにも懐かしいのか

簡単に言葉で表すことなどできない



わたし

誰も分からない秘密の方法で

あなたを愛しているの…


変わらないもののために変わり続ける

ここは記憶のアトリエ



情熱の在処

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