第8話ファイナンシャル・プランナーって、どれくらいお金がかかるの?
さて、私は書類選考突破通知の翌日、駅前の予備校を訪れました。
一般社会人がファイナンシャル・プランナーの資格を取得するには、どのようなシステムがありどれほどの費用がかかるのかということを知るためです。
この料金システムが多種多様ゆえに複雑なのですが、私の場合、通信教育であれば課程修了後、好成績を修めていれば職業訓練としてハローワークから認定され、給付金として受講料の一部が返還されます。
ただし、こちらはハードルが非常に高いので、適用者はなかなかいないそうです。
学校を卒業して十年ほど経つ身としては、独学で中国語を学んでいるとはいえ好成績に自信がありません。
事務員さんのお勧めしないという言葉に頷きました。
一方で、もう一つの割引プランを紹介していただきました。
金融機関、保険事業などのお金に携わる会社に従事している、または就職が決まる場合、約十二万円の受講料がかかるところ、二割引きで十万円にまで抑えることが可能ということです。
また、現職の給与によっては、分割払いも適用されるとのことでした。
この金額はあくまで一例です。地域によっては受講料も変動すると思いますので、くれぐれも鵜呑みにしないでください。
……という感じで、事務員さんに現状をお話ししたところ、面接を控えている保険相談窓口の合否が決まってから申し込みをする、ということになりました。
採用通知を持参して申し込みすれば、入社前でも割引が適用されるからです。
パンフレットを見ただけではベストなプランを選ぶことができない! とお嘆きのあなた。
ぜひ窓口にて相談してください。
スタッフがあなたと一緒にベストを探してくださいます。
できることならば、同性のスタッフが良いですね。親密度も上がりますよ。
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