応援コメント

第五章、その三」への応援コメント


  • 編集済

    なるほど。女編集者さんのミステリー談義での持論は潮先生の受け売りだったわけですね。
    そして、マリオの小気味よい容赦ない斬り様。殺された方は浮かばれませんね。

    作者からの返信

     またしても公開してから早速の、ご丁寧な応援コメントとエピソードに応援♥、誠にありがとうございます!
    『人魚の声が聞こえない』の作者の881374です。

     今回はいきなり作風ががらりと変わってしまい、さぞかし驚かれたことかと存じます。

     そもそもが、前回いきなりエログロ路線に大きく舵を取ってしまい、さすがにあのテイストのままではヤバ過ぎるとは思っていたのですが、まさか同じ程度にグロいこと(殺人かつ食人)をやっておきながら、どこかコミカルで非常に軽い調子に抑えることができたのは、作者の手柄と言うよりも、天然の鞠緒と少々のことでは動じないクールな潮という、あまりに特殊なキャラ属性の二人のお陰と申せましょう。

     このことを踏まえまして、今回の個々の御指摘の点についてですが、

     編集さんのアンチミステリィぶりに関しては、作中ですでにご紹介した通り、本来の職場が内閣調査室で、しかも警視庁のほうにも心理職として二年ほど勤務しており、そこで警察社会の内情を十分に知る機会があって、それから後に設立した海神別荘書房において、潮がミステリィ小説等を作成する際に、むしろ共同経営者兼担当編集者である彼女のほうから、警察の内情についていろいろとアドバイスをしたのではないかと、たった今裏設定を思いついたりしております。

     今回完全にちょい役だった鞠緒については、すでに述べましたように、本当ならシャレにならないほど凄絶にグロい内容だったのをオブラートするために、いつも以上に天然ぶりを発揮してもらっているといった次第であります。