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2018年7月31日 20:18 編集済
あれ? これ。マリオ君、叔父さんか主人公かどっちのこと言ってるんだろ。マリオは主人公の事潮と呼ぶし、主人公は記憶ないしで、もう。マリオは潮と満を別の人物として認識できてない、って認識であってますかね?どちらにしても衝撃の展開。これが叔父さん失踪の謎につながるのか、主人公の記憶を開くカギになるのか。
作者からの返信
またしても公開してから(事実上タイムラグ0の)ハイスピードの、ご丁寧な応援コメントとエピソードに応援♥、誠にありがとうございます!『人魚の声が聞こえない』の作者の881374です。 今回の内容に対して、滝杉様が疑問に思われた点に関しては、誠にごもっともかと存じます。 もちろんこれに関しては明確な答えが用意されており、最終的にはそのゴールに向かってきちんと筋道が設けられております。 ただし、何よりもこの作品は『平成最大の奇書』であるとともに、『アンチミステリィの最高傑作』であることを謳っておりますゆえに、「結局すべては作者が最初から用意していた『真相と真犯人』に行き着くだけだった」という、本来この世界には無限の可能性があるはずなのに、それを否定することによって『後期クイーン問題』という致命的な欠点を露呈してしまった、旧来のミステリィ小説を否定する立場におりますので、作中におけるいろいろな事象や人間関係に関してはできるだけ『あやふや』になるように描写しておりますから、そこら辺についてはどうぞご理解の上、存分にお楽しみになってください。 例えばですね、たった今思いついたのですが(おいっ)、主人公の叔父の『潮』というのは、(この後実際に登場する)作中作である『人魚の声が聞こえない』の主人公──つまりは、小説の登場人物のようなもので、あくまでも作中作において鞠緒に対して倒錯的暴力行為を加えていくわけですが、主人公の満ときたら自分自身についての確固たる記憶がないものだから、いつしか現実と小説の区別がつかなくなっていき、自分と叔父を同一視始めてしまう──といったふうに、(ある種のメタフィクション的に)捉えられても別に構わないんですよ。 まあ、一言で言えば、まさにキャッチコピーに使っております通り、『ドグラマグラ』なんですよ、『ドグラマグラ』。 とにかくこのようにこれからも、いかにもコメディタッチのライトノベルを装いながら、『平成最大の奇書』の名に恥じぬよう、とことんまで読者の皆様を狂気の迷宮へと眩惑して参りますので、どうぞ御覚悟のほどを。
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あれ? これ。マリオ君、叔父さんか主人公かどっちのこと言ってるんだろ。
マリオは主人公の事潮と呼ぶし、主人公は記憶ないしで、もう。マリオは潮と満を別の人物として認識できてない、って認識であってますかね?
どちらにしても衝撃の展開。
これが叔父さん失踪の謎につながるのか、主人公の記憶を開くカギになるのか。
作者からの返信
またしても公開してから(事実上タイムラグ0の)ハイスピードの、ご丁寧な応援コメントとエピソードに応援♥、誠にありがとうございます!
『人魚の声が聞こえない』の作者の881374です。
今回の内容に対して、滝杉様が疑問に思われた点に関しては、誠にごもっともかと存じます。
もちろんこれに関しては明確な答えが用意されており、最終的にはそのゴールに向かってきちんと筋道が設けられております。
ただし、何よりもこの作品は『平成最大の奇書』であるとともに、『アンチミステリィの最高傑作』であることを謳っておりますゆえに、「結局すべては作者が最初から用意していた『真相と真犯人』に行き着くだけだった」という、本来この世界には無限の可能性があるはずなのに、それを否定することによって『後期クイーン問題』という致命的な欠点を露呈してしまった、旧来のミステリィ小説を否定する立場におりますので、作中におけるいろいろな事象や人間関係に関してはできるだけ『あやふや』になるように描写しておりますから、そこら辺についてはどうぞご理解の上、存分にお楽しみになってください。
例えばですね、たった今思いついたのですが(おいっ)、主人公の叔父の『潮』というのは、(この後実際に登場する)作中作である『人魚の声が聞こえない』の主人公──つまりは、小説の登場人物のようなもので、あくまでも作中作において鞠緒に対して倒錯的暴力行為を加えていくわけですが、主人公の満ときたら自分自身についての確固たる記憶がないものだから、いつしか現実と小説の区別がつかなくなっていき、自分と叔父を同一視始めてしまう──といったふうに、(ある種のメタフィクション的に)捉えられても別に構わないんですよ。
まあ、一言で言えば、まさにキャッチコピーに使っております通り、『ドグラマグラ』なんですよ、『ドグラマグラ』。
とにかくこのようにこれからも、いかにもコメディタッチのライトノベルを装いながら、『平成最大の奇書』の名に恥じぬよう、とことんまで読者の皆様を狂気の迷宮へと眩惑して参りますので、どうぞ御覚悟のほどを。