正義の使者に変身してしまった女子高生2人が、悪人を改心させるために不思議な刀を振るうお話です。
いわゆる女児向けアニメを下敷きにした物語ですが、単に敵を倒すわけではないところが魅力になっていると思います。
主人公は心に空虚さを抱えた空虚さを抱えた島津瑞穂と、楽しそうなことは自分から進んで行う大友さくら。
一見好対照な2人ですが、「面白いこと」に喜びを見出すという共通点があるように感じます。
半ば巻き込まれる形でプリティ☆ヘルとなった瑞穂も、自らの心の空虚さを埋める形で「面白いこと」に関わっていくことになるのでしょうか。
というわけで、この物語は単調に敵を倒すことを目的とするわけではなく、「面白いこと」に喜びを見出す現代人の姿勢が浮き彫りになるような書き方をしている気がしてなりません。
2人を取り巻く敵やマスコットキャラクター達も特徴的で、これからどうなるのか楽しみでなりません。