これは、いままで暗黙のルールであった、異世界語=日本語を破った画期的(?)な小説です。
文自体は、予め翻訳されているので読めますが、言語の説明がどこにも説明されておらず、謎に包まれています。(見逃したかも
そこが現実と異なっており、より異世界が臨場的に感じられます。
加えて、私は、この言語の規則を解明するという小説らしからぬ謎の楽しみをこの作者に与えられてしまいました。
そこで割りとマジで真面目に考察してみました。
《》※1話のみで考察。
まずは、既存の言語ではないとして。
逆読みでもなさそうだし、 スキュタレー暗号でもなさそうなので、恐らく、エスペラント語のようなものでしょう。
miやla、pas等からスペイン語、フランス語系列。
esはスペイン語かと思いましたが、mag(mogen)やdarf(durfen)からドイツ語かなと。
しかし、それ以外に関しては全く知識不足です。
見たところ、スウェーデン語や、ハンガリー語に既視感があり、民族の移動を考えてもそのあたりの言語の混合でしょう。
文法に関してはドイツ語の○V○よりかは、スペイン語のme gusta系列に近いかと。
残念ながら1話のみでは解読できませんでしたが、西欧特有の糞ルール語尾変化はなさそうです。(良かった。
そこで、てにをははどうやって表すのかを考えたところ、日本やトルコ、ハンガリー、スウェーデン(韓国もだったっけかな……)に見られる形でしょう。(因みにハンガリーと日本は関係が深い。
は's を'iの'dとだと予想。
最後に重要単語に関して。
1話で予想できたもの。
mi私nivいいえmalそしてLirs多義接続語paしかし―――――――――とまだまだ語りたいところですが、ここで終わりにします。
ふーっ。読み直してとても気持ち悪い
文章になっていますね。
でも、それくらい言語マニアとしては一度で二度美味しい小説です。
作者も恐らく重度の言語マニアでしょう。