40.本心ちゃんとの対話

自分の本心ちゃんと対話をしています。

そうしたら、本心ちゃんはずっと本当は怒っていたことがわかりました。とても傷ついていたこともわかりました。

母に嫌なことを言われたりされたりして怒ると、怒り返されるので、こんな些細なことで怒るわたしが悪いんだと思って怒るのをやめました。

傷ついてもみんな平気な顔をしているので、こんなことで傷ついている私がおかしいんだと思って傷ついてないふりをしてきました。

そのことをやっと本心ちゃんは教えてくれました。ずっと怒っていたし、傷ついていたんだよと。

そして怒っていた自分も傷ついていた自分も、そうだったんだと認めることができました。

みんながどうとか母がどうとか関係なかったんです。それを知らなかったんです。知らなかったというか、難しかった。だって母親が怒るんだから、わたしは悪いことをしたんです。母親に対して怒るのは悪いことで、悪気がない人のやったことに怒るのはいけないことだと思ったんです。

傷つくとつらかった。些細なことでいちいち傷ついて、ぼろぼろになって、本当につらかったから傷ついていないふりをしてきました。そうしたら誰も悪者にならなくて人間関係がスムーズにいきました。

わたしが我慢すれば全部うまくいくと思っていました。それは今でも思っているけど、本当は怒っていたこと、傷ついていたことを認めたら少し楽になりました。

怒っていいんだ、傷ついていいんだ、と許された気持ちになったのです。

自分の感情を信じられなかったのはこうやって本心ちゃんを押し込めていたからなんだと思います。わたしは自分の感情より他人の言うことを優先してしまいます。自分の感情は嘘くさいからです。

でもそれはわたしのせいでした。本心ちゃんを表に出ないよう押し込めていたんです。

本心ちゃんを表に出すのは怖いです。でも少しずつ認めていけたら、生きるのが少しでも楽になるんじゃないかと思います。

実際怒らなくても、「あ、今わたし怒ってるな」とか「傷ついてるな」とか気付いてあげることが大事なんだと思います。

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