まるで無意味な召喚者 自主企画参加作品

レンシレンジ

第1話 サトー

???

「さて、下っ端冒険者ギルド事務職員に対するインタビューと言う誰得企画。

ちゃっちゃと進めるわよサトー。

――え? 私が誰かって? 連載が続けばそのうち分かるんじゃないかしら」


サトー

「いきなりテキトーすぎるだろ……」



Q【まずは自己紹介をしなさい】


サトー

「冒険者ギルド、東部方面事務職員サトーです。フルネーム? 

ちょっとした伏線だから、あんまり触れないでくれると嬉しい」


???

「その伏線、回収できる時が来るのかしらね」


Q【犬派? 猫派?】


サトー

「犬派! 何より従順ってところが良い!……本当、一匹でも良いから俺の言うことをちゃんと聞いてくれるやつが居れば、どれだけ気が楽なことか……」


???

「苦労してるのねぇ」


サトー

「アンタのせいでもあるがな!!」


Q【大切な人って居る? と言うか、まだ童貞?】


サトー

「ノ、ノーコメントで!!」


Q【10億円あったら何する? この世界だと1億イェンだけど】


サトー

「隠居」


Q【最近楽しかったことってある?】


サトー

「――――――――――――――――あれ!? 無いぞ!?」


Q【じゃあ悲しかったことは?】


サトー

「異世界人生そのもの……かな?(遠い目)」


Q【子供な~かした! 先生に言ってやろー!】


サトー

「俺が泣かしたこと前提!? いや、真面目な話、駆け寄って救助活動だろ」


Q【見覚えがない異性が声をかけてきたらどうする?】


サトー

「全力逃走」


???

「しかし回り込まれてしまった」


サトー

「そのパターンが多いから笑えない」


Q【なんか話せ】


サトー

「無茶振りぃ!! えーっと、とりあえず給料上げてくんない?」


???

「駄目」


サトー

「ですよねー」


Q【最後になんか話せ】


サトー

「一個前と何が違うんだ――――とりあえず、異世界召喚系主人公共に告ぐ! 平凡だの何処にでも居るだの、くだらない前書きはやめろ!! お前らは間違いなく異世界で無双する運命なんだよ! でなきゃハーレムだ! 羨ましいぞちょっとそこ代わ―――」


???

「はい、他作品に喧嘩を売るのはやめましょう。

という訳で、最後までお付き合いしていただいてありがとう。

上記の愚痴ばっかこぼしてるやつが主人公やってる作品、

【まるで無意味な召喚者~女神特典ってどこに申請すればもらえるんですか?~】は、書き溜めが終了するまで毎日投稿予定です。その根気が続けばいいわねぇ

――――ちなみに、私は第三章辺りで登場予定よ。気長に待つと良いわ」


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