第57話:私の選んだ選択肢
先日、こんな話を耳にしました。
『化粧をする人は、可愛くなるための努力をしている。だから、会った時に褒められたら嬉しいけど努力してない人にはこの気持ちがわからないと思う。だから、彼氏とかが褒めてくれないのも仕方ないのかもね』
その女の子は、可愛いお化粧をしていて言葉通り努力をしているんだろうなって思いました。
一方で、私は毎日スッピンで舞台に観劇しに行く日も、旅行に行く日も化粧はしません。
某動画サイトでのメイク動画は、コスメのデザインが可愛かったりするので視聴しますが、だからと言って普段化粧はしないんですよ。
つまり、化粧をしない私は『可愛くなる努力をしない人』になるんだろうけれど…。
けど、これに関しては異議あり。
私は、肌アレルギーがあるわけでもないので、やろうと思えば毎日化粧はできる。
それでも化粧をしていないから、『可愛くなる努力をしない人』と言いたい気持ちはわからなくもない。
逆に、『可愛くなる努力をしている人』にはわからない話になると思うのだけど…。
私の仕事は基本的に非対面の職種なので、化粧は必須じゃない。
コールセンターはともかく、汗だくになる倉庫作業とかがメインになると正直化粧は邪魔。
汗をかいた時、首元にまいたマフラータオルか軍手で汗をぬぐう。
化粧をしていたら、作業用の軍手にファンデがべっとり付着するし…。
勿論、倉庫作業で化粧するしないは自由だから否定するわけじゃないんです。
ただ、私は可愛く見られたくて仕事に行っているわけじゃない。
これだけは言いたい。
私が化粧に対しての選択肢はあくまで、化粧を『する』か『しない』かなんです。
可愛くなるための努力を『する』か『しない』かではないんですよ。
なんで、『女性はみんな可愛くなりたいと思ってる。』前提なんだろうなぁ…。
そりゃ、私だって長い丈のワンピース着て風でふわっとさせたい欲はありますけど…。
フォトスタジオとかで、衣装とかメイクとかやってもらってお写真撮ってもらったりしますけどね?
化粧をしないことって、そんなに悪く言われるような事なのかな…。
なんだかね…もやもやしますね。
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