第2話・彼とのメールのやり取り


メールのやり取りをするようになって

数週間の間のやり取りは何となく居心地?が良いしあれかなぁと思っていた。

そんなときにふと、ガオさんから


何でそんなに男と会いたくないんですか?


そう聞かれて、私は過去の事を思い出して


男の人は直ぐにヤりたがるし言葉の暴力も酷いですし見下す人が多いですし浮気や不倫をして直ぐに裏切るから会いたくないんです。


と答えてしまって、直ぐにふと我に返り、あぁ……この人もそう言えば《男の人》だった…

なのに、この人にこんなことを言った…

嫌な女だと思うだろうなぁ

ネガティブな最悪な女だと思うだろうなぁ

そう思っていたんですが


直ぐにまた返信が来たので、恐る恐るメールの文面を見ると


そんな事はないよ。君が今まで会ってきた男がそうだっただけでこれから出会う男は違うよ。たまたま出会った奴等がくそ最悪な奴等だっただけだからさ、もっと楽に生きよう?


そう返信が来て少し驚いた

今までの人だったらこんな事を言わなかったし暴言をはかれたりするのにと眼をぱちくりさせてちょっとの間呆然としてスマホを片手に持ったままもう片方の空いている手で口許を自然と押さえていた。


それでポロポロと少しだけ泣いてしまってました(苦笑)


今の今までろくな人に出会って来なかったと言ってくれた人はこの人が最初だった。

他の人だったら

それは君がダメなんじゃないの?

君の忍耐が足りないんだよ、前の男(※既婚者の人ではない)が可哀相

既婚者の彼も、んー、もしかしたら君がダメだったのかもね(苦笑)

そんな事ばかり言われていたので正直嬉しいと思ったし、この人の事が心から気になると思ったのもこのときからです。

その後、彼に名前を聞かれたので自分の本名を教えて、彼の本名も知り

彼は敬語は疲れるから普通に喋るわ

と言って普通に喋るようになりました。

あ、LINEのIDも教えてLINEでやり取りするようにもなりましたね。



それで、気づいたら私達は付き合っていた見たいで

ガオさんは彼氏になり私は彼女になってました。

あれ?っと思い


あれ?、いつの間に私たち付き合ってたんですか?

と、聞くと


あ?あの時くらいからもう、俺等つきあってんじゃねーの?


と、かえされたので


あれ?え?、そうだったんだ

と、クロムは流されてました(苦笑)


因みに、クロムは流されやすいのとチョロい事に定評があります(苦笑)


これを今書いていて、本当にあの時チョロかったと頭が痛くなりましたね……

お前はチョロすぎるんだよと、グサッと彼にも言われましたけどね……

彼に言われるとむぅ、となります。

今、現在はとても彼の事が好きで色々と知っていけているので楽しいですが


こんなに簡単になにも言われずにいつの間にか付き合ってたの?と、ポカーンとしてましたが彼の事は気に入っていたのでそのまま付き合ってました。

恋愛感情はこの時は半分、後は怖いと思うことが半分でした。

彼の事は好きだと思うけれど男の人だから怖いと思ってしまってグルグルグルグル嫌な考えばかりが過りしんどく思ったりもしました。

でも、やり取りをしていて楽しいと思うことは事実で私は少し彼に引かれてました






この後のやり取りで彼の本性?の一部を見ることになりそれについてえ?え?となりました。





次回は、彼のあることについてを書きます

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