001 Neg'oblivN 世界
白銀の大地、透き通るような白い空!なんて素敵な景色なのでしょう。
おや、お待たせしてしまいましたか?
え?申し訳ありません、私、過去に重大なエラーを引き起こしそれ以前の情報が失われてしまいまして・・・ええそうです、記憶喪失という認識で問題ありません。
あっ、それよりも・・・ようこそ、
はい、ネゴブリヴェーヌです、ネッグォブリブェエーンヌ!
・・・そうですね、この場所の[名称/通称]の様です。
そしてあれが、"512号室"です。そうです、あの黒い塊です。
・・・何故なのでしょうね・・・。私にも分かりません、"記憶喪失"ですからね。
一戸建ての建物なのに"512号室"、一つしかないのに"512号室"・・・。
推測になりますが恐らく元々大きな建物の一部だったものが[崩壊/分離]して現在の形で残っているのでしょう。ほら、あそこの部分とかなにやら循環系が切れているような見た目ですし。
・・・なるほど、あなたはここに関する情報をお持ちでないと。
では私がこの
もっとも今も調査中、観察中なのですが。
あっ、この地面の成分ですか・・・申し訳ありません、そんな細かいところまで観察していませんでした。
失礼な!ポンコツでもないし、デタラメでもありません!
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