第2章 あとがき

 ここまで「近森」を読んでいただきまして、ありがとうございます。

 第2章迄終了時点で157450字という事で、10万文字~15万文字(ライトノベル一巻分)より少し多い文量となってますね。


 タイトルにある通り、妖精界フェアリーアースと人間界を舞台に、所謂〝普通〟と呼ばれる主人公が奔走し、やがて世界を救う迄のお話です。カクヨムでは掲載開始一カ月ちょっととなりますが、現在「小説家になろう」にて、連載一年、今あとがき執筆時点で第144話まで掲載中の作品です。まだこちらも完結しておりませんが、カクヨム掲載も、毎日投稿で少しずつ追いついていこうと考えておりますので、今後も長いお付き合いのほど、よろしくお願いします。


 少しだけ、内容のお話を。

 「近森!」はもう十年以上前、作者が大学時代にゲーム用のシナリオとして作った作品です。こうやって文字として書き起こしたのは投稿を始めた一年前からになります。ゴール迄の話はあったものの、それぞれのキャラクターの個性や、物語の展開は、書いていくうちに生まれた部分もあります。今ではキャラクターが好きに頭の中で会話し、自由に動いてくれる迄育ってくれました。会話のテンポやノリは自作の真骨頂だと自負しております。


 ここ数年で異世界転移の作品が多数世に出ておりますが、十年以上前に所謂異世界転移のような作品を書いていた自分には驚きですね(笑)それに、平凡主人公が成り上がって強くなる作品も漫画やアニメでもたくさん出て来ておりますね。雄也君はなんの取り柄もない平凡主人公と思われがちですが、強い信念や心を持った青年です。だんだんと彼が主人公らしく動くようになっていく様を、楽しんでいただけると幸いです。


 そして、ヒロインのリンク。初期プロットでは『お姫様、少しドジっ娘。水属性の舞と魔法で敵と戦う』程度の設定しかありませんでしたが、書いているうちに可愛さが溢れ出るヒロインとして確固たる地位を築いたキャラとなりましたね。『シャキーンです』は決め台詞の代わりみたいなものですね。読者様に、インパクトある可愛いキャラとして認識いただいていると嬉しいです。第2章ナイトメア戦最後の展開を思いついた時は『これで勝つる』と我ながら思ったものです(笑)


 キャラクターひとりひとりを語ると長くなってしまうので、このあたりにしておきましょうか。本編は間章を一話投稿した後、第3章スタートとなります。


 第3章は、妖精界の力の源である夢渡りの力や夢みる力と深く繋がっている、夢の国編となります。これだけは言っておきましょう。ナイトメアを超える狂気な敵が出て来ますよ? 第2章ラストで不穏な影も出てますよね。これから益々盛り上がってくる「近森」。楽しんでいただけると幸いです。


 日頃より、作品へのフォローや、応援、コメントもありがとうございます。とても励みになります。


 「近森」へのご要望、ご意見などもこちらコメントで受付ますね。お気軽に作者までどうぞ。


 ではでは、今後とも「近森」をよろしくお願いします。


                      とんこつ毬藻 

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