パージ

慟哭に握りしめられた

戻ってこない明日に

予言された明日に

時間だけが過ぎていく


何をしようとしたのだろう

昨日の僕は何をしたのだろうか

大切なものに後悔をして

懺悔などほど遠い

平穏を願い、別の僕は幸せか


嗚咽に飲み込まれた

時計は無情にも針を進め

今日の終わりを告げられた

時間だけが真実であるように


何をしようとしたのだろうか

今日の僕は幸せだったろうか

大切なものをひた隠しして

後悔などほど遠い

安定を願い、僕は幸せか


もう諦めたくない

もう諦めたい

幸せを掴みたい

幸せを与えられたい

僕は動かないと後悔するだろう

この欲望に僕は突き動かされている

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