夢を描いている
痛い痛いを口に出せたなら後悔はしないだろうか
血反吐を吐いて泣く泣く暮らして後悔はしないだろうか
頭の中をぐるぐる回る自責の念を丸めて
遠くへ放れたら何て幸せなんだろうと言えるかな
いつでも描いている理想の自分を描いている
夢なのに
そんな自分が嫌いだった、夢なんて描いても
どこへも行けないくせに
大嫌いだ、こんな自分が
描いても叶える気なんて更々ないくせに
ああ、大嫌いだ
空を見ては泣いていた
だって空は青いから
遠くに行けるような
期待だけさせるから
空を見ながら泣いていた
情けなくて
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