詩集

はくのすけ

傷つけた君へ

君と別れてから涙が途切れることなど無い


僕のこの想いは君には届かないだろう


だけど、気にすることなど無いよ


だって、君に不釣り合いな男がただ嘆いているだけだからさ


空から降る雨は僕を濡らす


僕には涙か雨か分からない


そして僕はもう前には進めない


だって、君が傍にいないから


街に溢れる愛の詩


僕にはもう歌うことなど出来ない


まるでそうなる運命だったかのように


街は愛を奏でる


僕一人を置き去りにして


いつまでも、そういつまでも、傍に居たかった


星々が輝き続ける限り


言葉を失い、愛をなぞることさえ出来なくても


断言しよう


最後の時まで君を思い続けると


君に触れるこの手も


君を呼ぶこの声も


いつまで経っても変わらない


ただ真っ直ぐに君を愛していると


もう一度チャンスをくれるなら


僕はどんなことでもしよう


君の為に泣けというなら、僕は泣ける


君の為に死ねというなら、僕は死んだっても構わない


君を傷つけた代償を償わせてほしい


だから、もう一度


もう一度


君に告げよう


未来永劫変わることなどない


愛の言葉を


君を愛している


いつまでも

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