第7章 斬り拓け 「全員で運命を斬り拓く!」 2

 1時間後、つまり暗黒種族との接敵から30分が経っていた。

 調子にのっていたソウヤとクローの心身は消耗し、機体の装甲も損耗が激しい。

 出撃したソウヤ機、クロー機、レイファ機、ハルナ機は、既にクモとの交戦に手一杯となっている。

 だからといって、現状アゲハからの支援も受けられない。

 なぜなら、アゲハは射程外から幻影艦隊戦艦の主砲に威嚇され、自由な位置取りを奪われていた。その状態でクモの攻撃にも晒され、ソウヤ達の援護すらできない。

 アゲハのコンバットルームでは、今にも撃破されそうな雰囲気の中、クモの猛攻に耐えに耐えていた。主にジヨウが・・・。

「どうかなジヨウ君? もう、大丈夫だよね」

 この状況下で、琢磨はジヨウの訓練をしているのだった。

「ハッ、ハイ!」

 反射的に返事をしたジヨウに、軽やかな口調で指示する。

「それじゃあ、ここは頼むとしようかな」

 恵梨佳とアゲハの命運を託すにしては、琢磨は飄々とした態度をとった。

「はっ? い、いえ。まだです」

 ジヨウは速攻で否定したが、琢磨はコンバットオペレーションルームから、滑るように退出していった。

 ジヨウは軽く絶望した。

 絶望に軽いなんてあり得ないのだが、軽く絶望したとしか言い難い気持ちだった。

 もう、やるしかないな。

 決断力に欠けるが、ジヨウは動き始めたら迷わない。

 ”中の人”の強力なアシストを受け、ジヨウは上下前後左右へと、全方位にいるクモに攻撃を仕掛ける。

 アゲハの攻撃の中でも新兵器”黒雷”の威力は凄まじく、アゲハの下から後方にかけてのクモを鎧袖一触で蹴散らす。闇光りする黒雷のレーザービームの通り道上のクモは消滅し、近くにいたクモは斥力場に切り裂きかれた。

 アゲハ前方への攻撃は、超電磁砲が超高速で硬質の質量体を発射しクモを撃ち抜く。上方向へはミサイルが火焔を噴きながら飛翔し、上だけでなく左右前後へと敵を求めて突き進む。

 だが、主力武装で8門あるレーザービームは、アゲハの防御と黒雷にエナジーを消費されていて使用できない状態にある。それはレーザービーム8門より黒雷2門の方が、幻影艦隊に有効だろう。そう琢磨が判断した結果である。

 アゲハ防御担当の恵梨佳は、直径10メートルの半球形で、表面を鏡面加工した斥力場ラウンドシールド”舞”を一心不乱に操っている。

 一心不乱というのは大げさでなく、舞の数が多すぎて、エイシの操縦以上にシビアな精神集中が求められている。彼女が精神感応できる最大数であるロイヤルリング5つを身につけて対応しているのだ。

 ”中の人”の演算能力と恵梨香の能力を最大限に発揮させ、100台以上の“舞”を操っている。

 “舞”はアゲハ船体の周囲を高速で移動し、クモの視えないビーム攻撃を弾いて防ぐ。

 琢磨から託されたアゲハを、ジヨウと恵梨香の2人で良く耐えていた。だが8割方は”中の人”の実力によるものである。何せ”中の人”は、アゲハの操船まで行っているのだ。

「何で幻影艦隊は、主砲でアゲハを狙わないんだ?」

 ジヨウの呟きに応じるように、恵梨佳が”中の人”に問い質す。

「中の人。説明可能ですか?」

〈説明可能です〉

「端的に説明しなさい」

〈エルオーガ連合国家の王族が船内に存在する、と敵が考えている為だと推測されます〉

「王族だって?・・・そんな奴が船内にいるのか?」

〈いません〉

「いない?・・・どういうことかしら?」

 恵梨佳の質問に”中の人”は答えない。

 本当、人工知能の癖にオセロット王国製のCAI+Uというのは中々良い性格をしてるな。

「何で幻影艦隊は、エルオーガ国の王族がアゲハ内にいると考えてるんだ? その推測の根拠は何だい?」

〈エルオーガ連合国家の通信手段を使用して、船内から王族が救援要請しているのように、欺瞞情報を流しています〉

「何で、黙ってたんだい?」

〈訊かれませんでした〉

「その性格は琢磨さんと一緒だな。そのあたりは機密ということか?」

 ソウヤ達には、俺が琢磨さんを信用しきってると見えてるようだ。

 だが、それは違う。

 琢磨さんを良い人だと、俺は思ってる。

 しかし彼の地位と立場が、発言を不自由にさせてるんだろうな。

 そして、それが俺達の利益に繋がるかは分からない。それを理解してる。

 だから研究者として、開発者としては尊敬しているが、崇拝している訳じゃない。

〈性格が似ているかどうかは判断できません。ただし、私はマイマスターの望まれる行動、言動をするようオプションコアが増設されたCAI+Uです〉

「流石はオセロット王国製の独自発想人工知能の学習機能という訳かい・・・。要は、琢磨さんの思考回路を学習してるようなもんか?」

 少し理解が違うのだが、”中の人”は指摘や訂正をしない。普通の人工知能ならジヨウの質問に答えるのだが、アゲハの人工知能は答えない。琢磨色のオプションコアの為せる業である。

「・・・なんて迷惑なオプションなんだ」

 ジヨウの嘆きは、オセロット王国製の独自発想人工知能への云われなき誹謗中傷であった。

 通常の人工知能にある素直さがないという意味で迷惑との判断しているのだろう。しかしオプションコアという機能が悪い訳ではなく、オプションコアの中身が迷惑なだけである。

〈オプション機能が諸悪の根源ではありません。コアの中身次第で、学習内容の利用方法はまったく異なります〉

 ”中の人”は、オプションコア機能について擁護した。ただ、その発言は、琢磨のフォローに全くなっていなかった。

 そこに、さらにフォローになっていない発言がジヨウから飛び出す。

「いくら俺でも、琢磨さんを迷惑な性格だ、などと貶めるよう意図はないんだ。そんな恩知らずでもないし、自殺願望がある訳でもないな」

「そうですか? 私にはジヨウ君が、とても失礼な人に見えますね。あなたの言いようは、お父さまが非常識みたいです」

「琢磨さんを一度、離れた位置から冷静な眼でみ視るんだな」

 激論になりそうな雰囲気の中、激戦の最中にいるソウヤから通信が入った。

『いい加減にしろや、ジヨウ。何やってんだ! さっきからアゲハが危ねーんだぜ』

「大丈夫だ。ヤツらは、アゲハには本気で手を出せないんだ」

『聞いてたぜ。だがよ、ヤツ等はその王族さえ無事ならイイんだ。王族のいる場所に攻撃を当てないよう端っこから攻略されてくぜ。侵入されたら、船内が見えない敵だらけになるんだ』

 続いて透明感のある溌剌とした声音の叱責が、コンバットオペレーションルームに響く。

『中の人に任せっきりにならないでっ! 主体的に戦わないと駄目だわ』

 遥菜の声だった。

 ソウヤ機はアゲハを護る行動に移るが、その行く手には3機のクモに塞がれた。

 ソウヤの性格上、行く手を塞がれたら、選択肢は蹴散らすの一択だ。

 レーザービームライフル”雷”の3連射でクモを一蹴する。しかし、回避行動が疎かになる。ソウヤ機の後ろから追い縋っているクモ5匹のクモにとって、ソウヤ機は絶好の的になっていた。

 クモが斥力ビームの刃で、ソウヤ機を破壊しようとした刹那。

 5条の雷光が、追い縋っていたクモ全機を貫く。ハルナ機とクロー機の”雷”による攻撃だった。

 だが、2匹のクモが全壊を免れた。

 いくら高性能なオセロット王国製の武器でも、レーザーはダークマターを透過する。ビーム・・・荷電粒子の威力だけでは、直撃でも全壊させられないこともある。

『危ないわ! 気をつけなさい、ソウヤ』

 依然としてソウヤ機に危機が・・・迫ってはいなかった。

 刹那の時が稼げれば、ソウヤが持ち直すには充分だ。一瞬にして2匹のクモをソウヤ機の雷で破壊した。

『ソウヤよ。貴様は我がいないと、クモ如きすら潰せないのか?』

『ざけんなっ! その言い方だと、オレが虫ごときに怯えてるみたいだぜ』

『そう思われたくなければ、我の足を引っ張る行為は慎むのだぞ』

 ソウヤ機がクロー機の後ろに回り込んだクモを雷一閃で撃破した。

『そうでもないぜ』

『一匹ぐらいで・・・』

 クロー機が、瞬く間に3機のクモを雷で戦闘不能にする。

『どうだ? ソウヤよっ』

『・・・口よりキセンシを動かせやっ!』

 ソウヤ機は、ハルナ機を囲もうとしたクモの一隊に、雷とミサイルを集中させて崩す。

 遥菜は、クロー機とソウヤ機の後方から迫るクモを誘導ミサイルで破壊する。

「ソウヤ、クロー、遥菜。フォローしあうんだ・・・」

 ソウヤたちの無茶苦茶な連携に、ジヨウが叱責する。

『してるわ』

「じゃあ、協力するんだ!」

『してるぜ!』

「クモに包囲されるな」

『当然だぞ!』

「・・・がぁぅーー・・・。よし分かったぁー。斬り拓け!!」

『『『承知』』』

『盛り上がっているところ悪いけどね。良いかな、ジヨウ君。そろそろ指定宙域まで後退の時刻になるからね』

「がぁうぅー」

 どうして、こうもやりづらいんだ。絶対守護にいた時より俺比で、2倍以上のやりづらさだった。

『どうしたのかな?』

「いえ、了解です。琢磨さん」

 このメンバーの中で、唯一琢磨さんの指示には素直に従える。しかし研究を手伝っていたから分かったが、彼もかなり理不尽だった。性格的な意味でなく、能力、存在的な意味で・・・

。そう、規格外すぎる頭脳を持つが故に、琢磨の考えを理解するのは難し過ぎるのだ。

「恵梨佳さんは指定宙域への航路を確保。中の人はアゲハを誘導。ソウヤ、クロー、遥菜は、琢磨さんと合流したら後退するんだ。琢磨さん、準備が完了したら連絡をください。格納庫のハッチを開きます」


 琢磨専用のエイシ”タクマ”は蒼銀色をしていて、今は雷神仕様である。

 雷神仕様のエイシは攻撃に特化している・・・というより、特化し過ぎている。

 重要部分以外の装甲を外して、装備可能な限りの火力を持たせる仕様である。

 本来、流麗な外見をしているエイシなのたが、腕と脚と腰に多弾頭ミサイルポッドを装備していて、全体的に曲線が減り華麗さが失われる。

 装備したミサイルポッドは、対エルオーガ軍兵器として4年前に開発されたものだった。キセンシなどの人型兵器だけでなく、様々な兵器に装備できるようになっている。現在も改良を進められているが、戦時下なのでデザインは後回しにされていた。

 また、エルオーガ軍に有効となるようレーザービーム”雷”の改良も進めている。量産可能な形での開発が完了したのは、マーブル軍事先端研究所が襲われる直前だった。

 しかし琢磨は、改良した”雷”ですら、幻影艦隊と渡り合うには不十分と考えている。

 それがレーザービームのエナジーにダークエナジー“リパル”を併用したモデル・・・ダークレーザービーム”黒雷”の開発へと繋がっていった。

 威力の試験は、捕らえていた暗黒種族の処分で実施済みだ。

 通常は耐久試験など、他にも多くの試験をクリアしてからでないと実戦投入できない。今回は1回試射しただけで、アゲハに装備して実戦投入した。

 しかし、エイシ用のレーザービームライフルに”リバル”モジュールを搭載した”黒雷”は、試射すらしていない。数え上げたら限がないリスク一杯の状態にも拘わらず、琢磨は実戦で使用するのを躊躇していなかった。

 エイシ”タクマ”機のコクピットで、次々と装備される兵器の稼働チェックをしながら琢磨は呟く。

「黒雷のモジュールが上手く動作してくれると良いんだけどね。まあ、ダメなら雷を使えばいいし、なんとかなるかな・・・」

 コンバットオペレーションルームで心配している恵梨佳に聴かせ、安心させるためだった。

 戦場での兵器の不具合は、死に直結する。

 さて、自分自身の能力を信じて実戦試験を始めようかな・・・。

 まあ、もし試験に失敗しても、命をかければ恵梨佳達を護りきれるだろうね。なにせ、有効なことが証明された危険な切り札もあるしね。

 両手に黒雷レーザービームライフルを持った雷神仕様のタクマ機の出撃準備が調った。

「ダンスの準備は調った。残念なことに音は宙に響かず、輝きを放つ物体も殆どない。だけど・・・さあ、派手に舞い踊ろうかな」

 琢磨は覚悟を決め、その覚悟を顔に出さないようにして、淡々と自分もパーティーに参加することを表明した。

『お父さま、敵”クモ”の新手がアゲハ左後方より接近しています。数、およそ50体。どうやら、挟撃するために迂回していた部隊のようです』

「了解したよ。ボクは、そっちを壊滅してくる。ジヨウ君、出撃良いかな」

『いつでも発艦可能ですが・・・』

 緊張感のない声で出撃可能かを質すも、敵の攻撃は緊迫感に溢れている。

「では、発艦しようかなぁ」

 出撃するや否や、琢磨の搭乗する雷神仕様のエイシが、敵味方に凄まじい破壊力を見せつけたのだった。


 最大出力の黒雷2挺が闇光りの輝線を描き、それぞれがクモに直撃する。

 直撃の2体は消滅した。そして黒雷の闇光りの光条近くにいたクモ7体は、斥力によって切り刻まれたかのように破壊された。

 琢磨は全速力でアゲハからエイシを離脱させると、装備していた多弾頭誘導ミサイルを全弾発射する。分離した弾頭の数は百数十発となり、敵のクモに襲いかかる。

 ミサイルの嵐を偶然にも逃れられたクモを、通常出力に戻した黒雷のダークレーザービームが精確に突き刺さっていく。

 次の刹那、命中しなかったミサイルが同時に爆発した。敵クモ部隊の隊形後方に達した瞬間に琢磨がリモート爆破したのだった。敵隊列が混乱した好機を逃さず、琢磨は黒雷を連射モードでクモを薙ぎ払う。

 琢磨は出撃して数分で、アゲハ後方から迫ってきた敵クモ部隊の4割強を削ったのだ。

 闇雲に攻撃するクモ、呆然としているのか動けないクモ、当初予定していた進路を進むクモ。撃破した4割の中に、敵クモ部隊の司令官がいたのかな。

 司令官がいないと、群れとして機能しない。

 そういう報告を受けていたが、実際眼にすると呆れるばかりの光景だな。

 頭脳労働・・・つまり司令官をしているエルフ型を見つけ、倒すことが勝利への近道か。

 それが難しいんだけどね、と小さく呟いた琢磨の声をマイクが拾ったようで、恵梨佳から通信があった。

『どうしました、お父さま? 聞き取れなかったのですが?』

「あぁー・・・今、戦っているクモ部隊を殲滅してから遥菜達の支援に行くからね」

『かしこまりました。遥菜達は、一進一退の状況ですが、小破以上の被害はないようです』

「それは良かった。ジヨウ君、アゲハの側面対宙砲火の準備できるかな?」

「準備は完了してます。いつでも」

 指示を出しながらも、エルフ型撃破という偶然の幸運を逃す琢磨ではなく、幸運を余さず吸い取るための行動を即座に開始していた。

 ミサイルポッドをパージしたエイシ”タクマ”機は中央突破ではなく、弧を描くようにクモ部隊の右側面に周った。両手の黒雷は絶え間なく闇光りの輝線を宙に生成していて、その度にクモの数を減らしていく。

 機動性能では、圧倒的に人類の技術が優勢な上、オセロット王国の最新鋭技術満載のエイシに、混乱した敵は全くついてこられない。琢磨はクモの攻撃を、機体性能を活かして避けつつ、遥菜達の状況を確認した。

 だが、いつの間にかクモ部隊は、砲火を中央に集中できる半包囲の陣形を整えていた。副司令官なりが部隊を掌握したのかな・・・。

 部隊を指揮する者のいる、統率のとれた軍隊は手強い。

 琢磨は黒雷を連射モードで牽制しながら敵の砲火を防御するのに手一杯となった。

 半包囲に対しては敵正面を中央突破で同士討ちを狙うため、戦力を正面に集中するのが定石。しかし、琢磨は半包囲を抜けようと横方向・・・包囲の端の方へと移動した。

 エイシの機動力はクモと比較して圧倒的だが、それでも敵の包囲から抜け出せない。

 牽制の意味も込めて黒雷レーザービームライフルを連射モードにしてクモの数を削っていく。だが、タクマ機の装甲も徐々に削られていった。

 流石に数が多すぎるな。

 クモの攻撃を避けきれない。

 右脚の膝下に被弾。

 琢磨は即座に膝関節部より下をパージし、イレギュラーな動作を抑える処置をする。しかし、推進力の減少に伴う機動性能の低下は避けられない。

 統率力の戻ったクモの部隊に、琢磨は死の淵へと追い詰められようとしている。

 その時、突然クモ部隊に、強烈な攻撃が加えられた。

 琢磨は巧妙にアゲハの攻撃範囲へとクモ部隊を誘導していたのだった。

 アゲハから宇宙戦艦なみの火力が容赦なく降り注ぐ。

 タクマ機は弧を描きアゲハを盾とする。その最中に黒雷エナジーモジュールを交換した。そして黒雷レーザービームライフルを通常モードに戻し、反対側のクモ部隊の前衛側面へと回り込み、再度クモ部隊に攻撃を仕掛ける。

 琢磨の精確な狙いとアゲハの主砲が、クモを撃破し、着実に数を減らしていく。

 アゲハ左後方から当初約50体で迫ってきたクモ部隊を10体に満たない数まで撃ち減らす。敵は漸く撤退を開始するが、琢磨は追撃戦を仕掛け、残り4体まで減らした。

 ただし、その時点で深追いを止めた。

「恵梨佳、黒雷の回収よろしく」

『了解しました、お父さま』

 琢磨は、銃身が融解した黒雷レーザービームライフルをアゲハに送る。そして戦線維持・・・ではなく、混戦維持のために重要となる戦場へと翔ける。

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