第34話 竜馬 異世界にいく

竜馬  「一体なんだ??ここは今まで見たものとは違う」

はじめ 「ここにはモンスターがいますよ」

竜馬 「もんすた?」

はじめ 「魔物ですよ」

 「あれも魔物かえ?」

「そうですね」

「なぜ江戸の人らがもうここにいるんだ?」

「んー!まずここはまったく別の世界ということは分かりますか?」

「ああ!あのような魔物は初めて見たであるし」

「そう地球ではないですここは」

「地球ではないと」

「そしてあそこに居るのは300年前の人らです」

「300年前??」

「もっというと300年前の別の星に来ちゃったんです」

「・・・?? ははは・・というとなにか?時を舞い戻ったと?」

「そうです」

「それであのげーと?はなんだ?」

「300年前の江戸に通じるゲートですよ」



いかにして300年前のあのゲートにつながってるのか謎であると思うが

300年前から竜馬の居る江戸に参ったのだが

そのゲートは未干渉だったそこを通って

もう一つの未干渉のゲートをつくって竜馬の住んでる家につなげたのだ


「じゃあなにかこの300年前の江戸はこんなにも別の世界の人で栄えてたと申すか?」

「ここは自分たちが変えてしまった300年前なので竜馬さんが住んでる江戸とはまた違うんです」

「というと?」

「竜馬さんが住んでいた江戸の300年前の姿ではないです もう一つの江戸とでもいうのかな」

「もう一つの江戸か」

異世界に戻って

「おい!あいつ魔物を生み出しているぞ!!」

「まってあれは味方の魔物だからこのペンで味方の魔物を作り出せるの」

「おお・・こんなものが」

「なんだ!!家を一瞬で作ってるやつが居るぞ」

「ああ、あれはこのペンだよ」

「もしかしてだがそのぺんとやらははじめが作ったのか?」

「俺というより俺たち3人組かな」

「俺??」

「俺というのは自分 拙者という意味」

「まあ1から作ったわけじゃないけど微妙なところ」



江戸の人と異世界の人の会話も通じるかというと通じる



竜馬さんは最近鉱山が気になるようでそこに入りびたっている


あくる日竜馬さんが店にやってきた

「おーやっぱここにいたのか」

「実はおぬしにもう一個頼みたくてな」

「おーいいですよ」

「実はこれなんだが」

「緑色の石?これなんですか?宝石?」

「あー知らないのか翡翠<ひすい>っていうんだ」

「あー翡翠<ひすい>か」

「鉱山夫に聞いたんだけどあんた達にわたせばぺんにしてくれるというから」

「あーいいですよ」

袋いっぱいの翡翠を渡される

「後これも」

袋いっぱいの金を渡される

「出来るだけたくさんのペンにしてほしいんだが」

「数優先します?質を優先します?」

「じゃあ20本ずつほど?」

「はい分かりました」

「じゃあ料金として10個ずつほどもらいますね」

「おうよ!」

1本に5個ずつ入れて20本仕上げて渡した。もちろん全部コンパスとライト付だ。

「おーすごいな!」

「うっかりしていたがこれも頼めるか?」

「あールビーですね」

「ロペイン石ではないのか?」※ルビーは当時ロペイン石と呼ばれてた

「呼び方が違うのかもですね」

「こっちも20本で?」

「それでたのむよ」

「竜馬さんダイヤとかは集めないんですか?」

「ダイヤ?なんだそれは」

「こいうやつ 確か金剛石だっけ?」

「金剛石か あんまり扱ったことないので分かんないな」

「こっちでは金剛石高く売れますよ?」

「おーそうなのか!それはいいことを聞いた」

「おぬしのおかげで宝石が手に入るようになったありがたい」

「いいですよ」


その翌日あたりに 竜馬は勝海舟先生とその他30人ほどを引き連れて鉱山に入って行った

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