大島サイクル営業中 自主企画参加作品

京丁椎

大島サイクル店主・大島中 下宿人・磯部リツコ

自作キャラにインタビュー。本日は『大島サイクル営業中』へやってまいりました。ここは滋賀県高嶋市、琵琶湖の西側にある田舎町です。

今回は大島サイクルの店主・大島中さんと、大島さんのお家で下宿している磯部リツコさんにインタビューします。


Q.では、簡単に自己紹介をお願いします。


大島中おおしまあたるです。滋賀県高嶋市安曇河町でバイク屋を営んでいます」(以下・中)

磯部いそべリツコです。大島さんのお家で下宿しています」(以下・リツコ)


Q.それじゃあですね、早速質問です。犬派ですか? それとも猫派ですか? 理由も添えて教えてください。


中「猫派やな。何でか知らんけど犬はウチの店とは合わんのや。ほら、ウチの店って10㎞離れた高嶋高校へ通う子が多いやろ?DAXは燃料タンクが小さいさかいにスタンドへ行きまくらんなんのや。モンキーにゴリラ、そしてカブが多いからかな?

あと、自転車につけるサイクルコンピューターもCATEYEやからなぁ」


リツコ「私も猫かな?つり目で『ニャンコっぽい』て言われるから

それにね、後足の間にあるポワポワが可愛いから好きなの!」


中「リツコさんは俺の布団に潜り込む時があるからな。猫っぽいわ」

リツコ「ニャ~ン♪」


Q.仲がよろしい事で。それでは次の質問です。

大切な人はいますか? いたとしたら、なぜその人が大切なのですか?


中「お客さんやな。お客さんが居んかったら飯食って行けへん」


Q.いや、そうじゃなくって、家族とか恋人とかでお願いします。


中「家族は居ない。親しい親戚もいない。両親も恋人も今都に殺されたよ…」


Q.そうですか。なかなかヘヴィな人生な様で…


リツコ「私は中さん。私も親しい親戚は居ないし、お父さんは亡くなって、お母さんは再婚して海外暮らし。お互い身寄りが無いんだけど…」


中「じゃあ、俺もリツコさん。寂しい者同士仲良く暮らしましょう」


Q.では次の質問です。10億円あったら、何をしますか?


中「そうやなぁ…バイクとバイクの部品…それを保管する倉庫かなぁ…風呂も直したいし…店の設備も見直したいなぁ…どっちにしろバイク屋は続けると思うで」


リツコ「貯金かな?あ、ゼファーちゃんのフルオーバーホール!全部分解して新車みたいにレストアしてもらうの!中さんは大型バイクは整備できないから…」


中「最近、金一郎…あ、弟みたいにかわいがってる子なんやけど、頼み事したらけっこう費用が掛かったみたいで…補填したい所やな」


Q.現実的ですね。


中「現実ドラマやからね」


Q.それでは次の質問です。ここ最近で一番楽しかったことや面白かったことはありますか?


中「最近、リツコさんが下宿して来たんや。誰かと飯を一緒に喰うのは楽しいけど、リツコさんと食べるのは特に楽しいな。美味しそうに食べてくれるからな。

あとは…速人、ウチの店の常連でエンジンに興味がある子が面白いエンジンを組み立てたな」


リツコ「毎日が楽しいよ。特にご飯!何も考えなくても料理が在るの!」


Q.どちらも御飯ですね。では、逆に 悲しかったことはありますか?


中「排気ガス規制でホンダがモンキーが生産終了した事かな?」

リツコ「今都の生徒に『オバサン』『お節介ババァ』って言われた」


Q.なるほど、ババァ呼ばわりは酷いですね。では次の質問です。

目の前に傷ついた子供がいるとします。どうしますか?


中「傷のレベルが分からん。俺らのガキの頃は転んで怪我なんかしょっちゅうやったから。最近の親は何を言うか分からんから何もせんよ。事故で大怪我とかしてたら救急車を呼んだりとか応急手当はするけどな」


リツコ「私は保健室の先生だから応急処置かな?」


Q.精神的な傷の場合は?


中「そんな物は他人にどうこう出来るもんじゃない。自分で乗り越えさせる。

相談をして来たら話くらいは聞くし、出来る範囲のアドバイスはするけどな」


リツコ「話を聞いてアドバイスするのが私の仕事」


Q.では、次の質問。見覚えがない異性が声をかけてきました。どうしますか?


中「客かもしれん。丁寧に対応やな『いらっしゃい』ってな」

リツコ「ナンパならお断り」


Q.では、視聴者からの質問コーナーです。


ペンネーム・逃げ馬ツインターボさんからです。


Q.一つ屋根の下で男と女が一緒なんて間違いは起こりませんか?


中「リツコさんは姪っ子みたいなもんやからなぁ…」

リツコ「間違いが起こったら責任は取って貰いま~す♪」


では次の質問…ペンネーム・京丁椎さんからです。


Q.どうしてミニバイクばかりなんですか?


中「店が狭いからです。バイクを整備するのに揃えた特殊工具がカブ系の物ばかりなのでホンダ4miniとスーパーカブに特化した店となっています」


リツコ「キャブが2個も有ると解らんって言ってなかったっけ?」


?「作者がモンキー・ゴリラ・スーパーカブしか触ったことが無いからですよ」


リツコ「あなた…誰?」


?「名乗るほどの者ではない…」


では最後に質問。ペンネーム・高嶋署の白い鷹さんからです。


Q.近江今都が嫌いみたいですが、今後はどうなりますか?


中「ノーコメント」

リツコ「高嶋高校ではバイク通学規制が厳しくなりました。今都の生徒はバス・自転車・徒歩での通学がメインになると思われます」


最後に、このインタビューを読んでいる人にメッセージをどうぞ。


中「大島サイクルは小さなバイクの専門店です。派手な改造やレースとは無縁の田舎町に在るバイク屋の日常を描いたお話です。リツコさんが下宿を始めてから賑やかになりました。今後も大島サイクルをよろしくお願いします」


リツコ「私と中さんの関係は別版ではもっと進んでいます。でも、カクヨムでは少しゆっくりと進んでいます。今後どうなるかは解りませんがよろしくお願いします」


以上、滋賀県高嶋市安曇河町にある藤樹商店街よりお伝えしました。




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