フラヴィア(髪切り、20代女性)

──簡単に自己紹介をしてください。



フラヴィア(以下フラ)「こんにちはー、わたし、フラヴィア・イォッテ。ウ・ルーの美容室サルーンで働いてまーす。愛称はフラビー。よろしくよろしくー」




──犬派ですか? それとも猫派ですか? 理由も添えて教えてください。




 フラ「猫。これは譲らない。ぜったい猫。喋っても喋らなくても猫。だってかわいいじゃない。次に何するのかわからないのも好き」




──大切な人はいますか? いたとしたら、なぜその人が大切なのですか?




 フラ「うーん、やっぱり家族かな。離れて暮らすとありがたみがよくわかるわ」




──金貨10万枚あったら、何をしますか?




 フラ「お店建てる! 磨き石と綺麗な鏡、当世風でおしゃれなお店がいいな。でも東方風の飾りタイルも捨てがたいなー。道具は銀色のキラキラしたもので揃えて、いろんな国の人の髪切りたい。知ってます? 出身によって髪質って全然ちがったりするんですよ。香油もたくさん仕入れて、お客様によって香りを変えたりするの。いいと思わない?」




──ここ最近で一番楽しかったことや面白かったことはありますか?



 フラ「姪っ子が産まれた! もうかーわいいの!」



── 悲しかったことはありますか



 フラ「姉さんのこと、かなぁ。あんなに喜んでお嫁に行ったのに、帰ってきちゃった。あんなに泣いてる姉さん見たことない」



──目の前に傷ついた子供がいるとします。どうしますか?



 フラ「なにそれひどい! いじめた奴とっちめてやるわ」



──見覚えがない異性が声をかけてきました。どうしますか?



 フラ「あはははははは! わたし、男はいいや」



──最後に、このインタビューを読んでいる人にメッセージをどうぞ。



 フラ「ウ・ルーお立ち寄りの際はぜひ第四区の三日月サルーンまで! あ、その時はこっそり手紙の宛先くださいな。わたし独り立ちするから、そのあともごひいきにっ!」




──ありがとうございました



 フラ「はいはーい。いろんな人にひろめてね!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る