Q:簡単に自己紹介をしてください。

A:エストレア王国第一騎士団所属、アシュリー・フレイヤです！

Q:犬派ですか？　それとも猫派ですか？　理由も添えて教えてください。

A:猫派かな。いつもは素っ気ないけど、たまに甘えてくると「可愛い～♡」ってなるし。

Q:大切な人はいますか？　いたとしたら、なぜその人が大切なのですか？

A:た、大切……！？　そそそそんなの居るわけ……まあ昔からお世話になってるシルフィ団長とか、孤児院のみんなは大好きだけど。え、男？　べべべ別にルーくんのこととか何とも思ってないし！　いつも無愛想で突き放すような物言いするし……たまに優しいけど。

Q:１０億円あったら、何をしますか？

A:ルーくんへの借金というか納めてない代金の支払い！　あとは孤児院への仕送りとか、シルフィ団長への日頃のお礼とか。それと……というか、規模が大きすぎ！　平民出のあたしがそんな金の使い道なんてすぐに思いつくわけないじゃん！

Q:ここ最近で一番楽しかったことや面白かったことはありますか？

A:シルフィ団長の手料理をご馳走になったこととか、孤児院や町のみんなに会えたこととか。あとは少しずつだけど、騎士団の仕事をこなせるようになってきたことかな。

Q:悲しかったことはありますか？

A:それはまあ……あたしも騎士だし。貧しさのあまり物を盗む人とかよく見るからね。あと……命のやりとりとか。あたしも立場上それに関わることもあるけど、出来るなら誰にも死んでほしくない。死んだ方が良い命なんてないんだから。

Q:目の前に傷ついた子供がいるとします。どうしますか？

A:助ける！　怪我してたら可能な限り手当てして、迷子なら親御さんを探す！

Q:見覚えがない異性が声をかけてきました。どうしますか？

A:道に困ってるのかもしれないし、まずは詳しく話を聞くかな。仕事柄見覚えがない人ともそれなりに接するし。

Q:シルフィ団長についてどう思いますか？

A:綺麗で優しくてカッコ良くて、あたしの憧れ！　あたしもいつかシルフィ団長みたいな騎士になりたい。そして多くの人を助けたいの。そしたらシルフィ団長褒めてくれるかな？　褒めてくれるよね……ぐへへ……あ～シルフィ団長～♡

Q:……では気を取り直して。ルーク氏の家に居候している少女についてどう思いますか？

A:ユウ？　まあ率直に言えば生意気だよね。あたしの方が年上だってのに口は悪いし、扱いはぞんざいだし。ルーくんの悪いところが日に日に移ってる感じ。あんなんじゃ良い大人になれないよ。今度あたしが……

Q:…………続きまして、ルーク氏についてどう思われますか？

A:な、何を聞いとるのですか！？　何かさっきも言った気がするけど、別にルーくんに特別な想いとか抱いてないから。今はまだよく顔を合わせる友人というか、そんな感じだから。他意とかないし、そもそもあんな愛想がなくて優しさの足りない男とかどうでもいいし！　たまに優しいとか言ってた？　そ、それは……まあ……たまにだし。

Q：最後に、このインタビューを読んでいる人にメッセージをどうぞ。

A:今後どんなことがあっても、あたしはめげずに騎士として歩んでいくから。だからあなたも自分の道を進んでね。あ、でも悪いことはダメだよ。悪いことしたらあたしも捕まえないといけないし。じゃあ、また機会があれば。バイバイ～！