シュヴァルツシュヴェーアト・ローゼ・ヴァレンティア

Q:簡単に自己紹介をしてください。

A:わたくしはシュヴァルツシュヴェーアト・ローゼ・ヴァレンティアと申しますわ。ヴァレンティア王国第二王女ですのよ?


Q:犬派ですか? それとも猫派ですか? 理由も添えて教えてください。

A:猫ですわね。お姉様(ヴァイスシルト・リリア・ヴァレンティア)と一緒に飼っている猫が一匹おりますので。あら、そういう話じゃないと? 失礼しましたわ。理由というのは……愛くるしいから、これに尽きますわ。


Q:大切な人はいますか? いたとしたら、なぜその人が大切なのですか?

A:お姉様ですわ。6歳のときに離れ離れになってしまって……その反動とでも申しましょうか。また、尊敬しているからでもありますわ。


Q:10億円あったら、何をしますか?

A:あら、10億円どころじゃない資産は有してましてよ。何ですの、もしもの話? 失礼しましたわ。お姉様と同じこと(前話参照)ですわね。


Q:ここ最近で一番楽しかったことや面白かったことはありますか?

A:「最近」の定義に、三年前を含めるのでしたら……。お姉様と再会できたことですわね。


Q:悲しかったことはありますか?

A:ありますわ! お姉様が、須王すおう龍野りゅうやなる男にたぶらかされていることですわ!(以下、事態の沈静化に三十分かかった)


Q:目の前に傷ついた子供がいるとします。どうしますか?

A:医師を手配しますわ。わたくしは、医療のたぐいは専門外ですので。


Q:見覚えがない異性が声をかけてきました。どうしますか?

A:最初は愛想良く……けれどもしつこかったり不純な目的を抱いていたりすれば、遠慮会釈無く拒絶いたしますわ!


自由に質問

Q:「須王龍野」のことを、どう思っていますか?

A:その男の名前を出さないでくださいまし!(以下、事態の沈静化に一時間かかった)


Q:「お姉様」のことを、どう思っていますか?

A:わたくしの憧れであり、目標であり、尊敬すべきお方ですわ。今は力が及ばずとも、いずれは肩を……(以下、長いので省略)。


Q:最後に、このインタビューを読んでいる人にメッセージをどうぞ。

A:須王龍野! いずれ必ず、貴方を打ち負かしてみせますわ!

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