2018年4月以降のシステム変更を受けて
自主企画参加作のランキング入り
内輪でワイワイやっている分でランキングを荒らさず、他の評価ではランキングに反映させるということで、折衷案としてこのあたりかと思います。
以前は、自主企画外から読んでもらえた分もランキング外、自主企画中の評価は全てランキングからはなかったことにで、せっかく自主企画で読んでもらえても、そこから先へと続きにくい状況でしたから。
せっかく自主企画にちょうど良い作品があっても、ランキングから外れてしまうことがネックになっていた方もいらっしゃるでしょうし。
自主企画参加作が、ランキングに反映されることになったことで、読者から人気のある自主企画が分かりやすくなるのではないかと思います。
ランキング上位に同じ自主企画へ参加している作品が複数入って来るという形で。
そうすれば、自主企画の方にも注目が集まり、他の参加作が読まれたり、ということも起きやすくなるのではないかと思います。
自主企画での自作の売り込みも、効果的になってくるのではないでしょうか。
また、こういうのが読者に人気の自主企画だとわかれば、読者獲得に向けた自主企画を立てるということもできそうです。
読者選考ありのコンテスト参加作を対象に、より細かい条件で作品を集める、なんてこともできそうです。
と、ここまでは良い方向に転がってくれる場合の話。
もちろん、好循環の効果を期待しております。
ここからは、懸念事項の話。
人気のある自主企画が分かってきたら、何をしてでも自分のを読んで欲しい人はどういう行動に出るでしょう。
企画内容関係なく、人気のところへぶち込んでくるのではないでしょうか。
もちろん、ちょうど企画内容に合致しているのでしたら、アピールの場として自主企画を使用することに問題は無いと思います。
が、現在のノイズ参加者からすれば、どこへぶち込めば目に触れやすいのかが分かりやすくなる状況ではないかと。
また、コンテスト開催時は、ノイズが大きくなる傾向があるように感じています。カクヨム甲子園ですとか、Web小説コンテストの時は、自主企画に参加したらランキングから外れて不利でしょうに、目立ちたいノイズ参加が多かったように思います。
ランキングから外れなくなりましたので、より顕著になるのではないかと思います。
公式コンテストの裏で、公式コンテストとは似ていても異なる自主企画(コンテストは長編、自主企画は短編ですとか、コンテストは実話で自主企画は作り話)に、コンテストにも自主企画にも応募しているノイズもありましたし。
そのような視点から見ますと、自主企画参加作のランキングへの掲載開始は、ノイズを増やす方向に働くのではないかと、考えてしまいます。
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