第28話自堕落な生活の日々

職業訓練学校を卒業した後は、ハローワークで、就職活動するんですけど、

いくら履歴書を書いても、いくら面接をやっても、就職できません。

10件、20件と就職活動をしても、結果はダメでした。

履歴書を書くのも、面接を受けるのも、嫌になった僕は、

就職活動を投げだして、家でダラダラと過ごしていました。

27話に書いた呪いのビデオシリーズを見ていたり、

モンスターコレクションや、リーフファイトというトレーディングカードゲームを

やっていたり、弟たちと麻雀をやっていました。

モンスターコレクションや、リーフファイトのカードは、

当時は、高いカードは、3000円から、5000円くらいで、売られていました。

中には、1枚1万5千円くらいで、売られていたカードも、ありました。

20年たった今は、ただの紙屑扱いですけどね。

若かりし頃の大切な思い出として、カードは捨てないで、

今も大事にとってあります。

ビックリマンシールみたいに、1枚数十万まで、値段が跳ね上がることも、

期待してます。

自堕落な生活を送っていたら、父親のひろしが、

イトーヨーカドーの請負の請負会社で、働いてみないか?と言ってきました。

僕は、働かないと収入がなくて、欲しいものも、買えないと二つ返事で、

OKしました。

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