第13話新しい街の住み心地

Y市のK町に引っ越してきた、ぼくたち家族は、

K町のアパートに住みました。

このアパートは、外にお風呂があるので、

風呂に入る時は、寒い思いをしなければ、なりません。

仕方がないので、近所に住んでいる親戚の風呂を使わせてもらうことに、

なりました。

家の近くを高速道路が走っていて、僕は、高速道路の車を見てました。

家の近くのY中学に転校するんですが、

この中学校の担任教師も、結構酷い事を言っていたらしいです。

「お宅の息子さんは、知的障害者だ。一回病院に行って、

検査してもらった方がいい。」

担任教師の強引な勧めで、病院で検査をしたけど、

特に異常は見付からなかったです。

この時の事は、今でも母親の語り草になっています。

この中学校に、変わった英語教師がいました。

授業中に、走っている車と対決したというのです。

何でも、走っている車に思いっきり、体当たりをぶちかまして、

勝負をしたらしいんですが、体当たりをした英語教師は、

意識不明の重体になって、病院に運ばれたとか、

でも本人曰く、車もドアが完全に壊れたから、

勝負は、引き分けだそうです。

他にも、飲酒運転をしていたら、信号が六つ見えたとか言ってました。

K町のY中学校も半年で、引っ越しのために、お別れになってしまいました。

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